2013.10.29 Tuesday

山口恵以子「月下上海」

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       2013年10月29日読了。山口さんは、小説を書きつつ、丸の内新聞事業協同組合の「社員食堂」で働いていて、この小説で、今年、第20回松本清張賞受賞し、話題となりました。
       ロシア難民、ユダヤ難民なども住む戦時中の国際色あふれる上海を舞台にして物語がスリリングに展開されます。
       財閥令嬢・八島多江子は、戦時統制下の日本を離れ上海に渡り、謀略渦巻く魔都・上海で、四人の男たちと出会います。憲兵大尉・槇庸平、民族資本家・夏方震、医学生ながら抗日運動に身を投じる黄士海、そして多江子の前夫・奥宮瑠偉。
    2013.10.27 Sunday

    和歌浦ベイマラソンwithジャズ

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      2013年10月27日、和歌浦ベイマラソンwithジャズに出場し、ハーフマラソンを完走しました。記録は2時間25分、1年4ヶ月ぶりのハーフマラソンなので満足^_^
      青い海沿いのコースとジャズの演奏で心地よく走れました。


      走った後は、黒潮市場で海鮮丼(^o^)

      その後にマリーナシティの黒潮温泉に入ろうと思いましたが、超満員。近くのきのくに温泉へ。岩盤浴もでき、泉質は含鉄−ナトリウム−塩化物強塩温泉(高張性・中性・低温泉)で、マラソンの疲れがとれました。

      2013.10.25 Friday

      はなれ瞽女おりん

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        2013年10月25日(金)、大阪府守口市エナジーホール(守口文化センター)にて大阪労連北河内地区協議会女性部主催でおこなわれた「はなれ瞽女おりん」を観てきました。

        若州人形座公演。1人何役もした語りの飛鳥かゞりさんが見事。「はなれ瞽女おりん」は水上勉原作。社会の底辺で生きる人々を描く水上ワールドが幽玄に演じられていました。

        この人形座に出演していた木田良子さんは門真市の元保育士の方で、この若州人形座に魅せれて、退職してこの人形座で活動をされています。

        あらすじ
        大正中期、第一次世界大戦が終わり、シベリア出兵、米騒動という不況が世の中をおおった暗い時代ー。

        瞽女(ごぜ)とは、盲目の女旅芸人のことをいう。 彼女たちは「座」を組み、諸方の瞽女宿を目指して三味線を弾き、瞽女唄といわれる説教節に似た語り物などを唄って旅をしてまわる。
        「はなれ瞽女」とは、異性との交わりを禁ずるという瞽女の戒律を破ったために、「座」からはずされ、一人で三味線を弾き門付をしなければならなかった女旅芸人のことをいう。

        この物語に登場する柿崎りんは、若狭の片田舎に生まれ、三歳で全盲になり、六歳のときに越後・高田の瞽女屋敷に引き取られ芸を仕込まれ成長するが、ある村祭りの夜、若い衆に手込めにされ、掟に従い一人で流浪するはなれ瞽女となった。

        おりんは、とある阿弥陀堂で、村の男に襲われたが、それを助けてくれた下駄職人を装う岩淵平太郎という人物に出会う。平太郎は、実はシベリア出兵を拒否した脱走兵だった。

        だが、おりんは、彼を兄のように慕って一緒に旅を続ける…。

         
        2013.10.24 Thursday

        11月のイベント(門真市職労HPより)

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          門真社保協 今こそ学ぶ『生活保護』大学習会 (2013.11・2)

          日本のうたごえ祭典おおさか(2013.11・2)

          桂小春團治独演会 (2013.11・2)

          「かどま9条の会」「憲法改悪反対門真共同センター」で宣伝署名行動 (2013.11.9・19・29)

          第10回門真ちびっこまつり(2013.11・10 )

          第25回記念 門真市民コンサート (2013.11・11)
          2013.10.23 Wednesday

          朝日健二さんを講師に朝日訴訟を学ぶ講演会

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             門真社会保障推進協議会は11月2日(土)午後2時から朝日訴訟を学ぶ講演会をルミエール小ホールで開催します。
             講師は、朝日訴訟原告承継人・「NPO法人朝日訴訟の会」理事の朝日健二さん。「朝日茂『人間裁判』と『生活保護』」と題して講演会がおこなわれます。

            朝日訴訟とは  朝日訴訟は、国立岡山療養所に入所中であった朝日茂さんが1957年(昭和32年)、当時の厚生大臣を被告として起こした訴訟。
             その内容は、生活保護法に基づき厚生大臣が定めた入院患者日用品費基準(当時月額六百円)は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とした憲法第25条と、それを受けた生活保護法に違反するというものです。
              人間たるに値する生活を営む権利の保障を求める訴訟のゆえに「人間裁判」とよばれた10年にわたる朝日訴訟運動は、憲法第25条の実現を求めるその後の多くの社会保障運動の先駆となりました。

             多くのみなさんの参加を呼びかけています。
            2013.10.20 Sunday

            原発ゼロの会・大阪 発足2周年のつどい

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              2013年10月20日に開催されさ「原発ゼロの会・大阪 発足2周年のつどい」に参加してきました。


              うたごえのオープニング、「花が咲く」など歌ってくれました。


              原発賠償関西原告団・弁護団の訴え
              緞帳が見事


              桂歌之助

              主催者代表の挨拶、「1分間スピーチ20連発」、原発賠償関西原告団・弁護団の訴え、桂歌之助による落語がありました。

              休憩後、第2部、
              連帯の挨拶

              twit no nukesの竹内さん。「原発なくせ!」のコールも。


              ストップ・ザ・もんじゅの池島さんに続き、日本共産党参議院議員、辰巳孝太郎さんが連帯のあいさつ。

              続いて、福島からのビデオレターを放映。先日、バス視察に行った浪江町と案内してくれた馬場町議が映っていました。


              記念講演「なぜ原発ゼロなのか〜社会的コストから考える〜」立命館大学教授の大島堅一さんの講演。

              私は、大島先生の著書「原発のコスト」を読んだことがあり、原発神話のウソを具体的に明らかにして、大変わかりやすかったけれど、講演も明確で、良かったです。以下は講演メモ。

              ・オリンピックが決まってから、日本の福島がより一層、世界から注目されている。

              【フランス】腕や脚が3本ある力士、プールサイドには防護服を着た人物…フランスの週刊紙、汚染水問題で東京五輪の風刺画を掲載★2
              http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1378918281/?v=pc

              (MSN産経ニュース)



              ・加害者の東電が原発被害の賠償基準をつくっている。

              ・原発がこれほど集中して立地している国は日本ぐらい。

              ・福島原発のコストは現在は7兆4273億円以上というが、今後10兆円を越すだろう。これだけでも「原発はコストが安い」というのはウソであることは明確。



              原発被害の賠償は東電ではなく、全て国民に。

              ・「市民の責任ある関与によってしか、将来は拓けない」という言葉を紹介して講演を締めくくりました。


              原発ゼロの会・大阪事務局長の中村毅さんが会の報告と提案をされていました。
              中村さんは、先日に行った「大阪自治体問題研究所創立40周年記念企画 ソウル市政と労働‘地域環境運動交流ツアー」に同行しました。
              2013.10.20 Sunday

              「原発はタイタニック」

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                2013年10月20日放映の「サンデーモーニング」で小泉元首相の原発ゼロ発言がとりあげられ、アメリカ人のコメンテイターが「原発はタイタニックみたいなもの」と言っていました。なかなか上手い例えです。下記がそのコメント要旨。

                原発は、電力会社や政治家などの利権関係があって、原発ゼロは難しいように思われるが、原発は沈むしかない巨大なタイタニックみたいなもの。
                ドイツは既に原発ゼロに歩み出しているし、アメリカも表に表明していないが、原発ゼロを進めようとしている。再生可能エネルギーの利権構造もつくられようとしているし…。
                2013.10.19 Saturday

                ソウルツアー17 ソウル市長と橋下市長

                0
                    私がこのソウルツアーに参加しようと思ったのは、朴元淳ソウル市長が橋下徹大阪市長と同じ2011年同時期に選挙で改革を訴えて当選した弁護士出身の市長であり、しかしその政治姿勢が正反対であり、このツアーで朴元淳ソウル市長との懇談を予定していたからです。

                    朴市長との懇談はツアー代表らに絞られて残念ながら会えませんでしが、このツアーを通じて、橋下市長が進める、住民自治を否定し、弱肉強食の構造改革路線の誤りが明らかになりました。

                  湯浅誠さんが「毎日新聞」に寄せたエッセイ
                  「福祉は最高収益の投資」 興味深い新市長のあいさつ 湯浅誠

                    また、「おおさかの住民と自治」11月号に「ソウル市ツアー」と題して、大阪自治体問題研究所理事のOさんがレポートを載せていたのも、今回のツアーの動機となりました。

                   ソウル市長と懇談、ソウル市ツアー
                  2013.10.19 Saturday

                  ソウルツアー16 ソウル特別市公務員労働組合と懇談

                  0
                    2013年9月30日、午後からツアー最後の企画、ソウル特別市公務労働組合との懇談。

                    ソウル市庁舎にある組合事務所で懇談。事務所前に掲示されている役員体制パネル。役員の役職・氏名・顔写真が役員構成図とともに掲げられています。

                    事務所入口側の部屋




                    委員長のオ・ヒョンミンさん、書記長のソン・サンミンさんらが対応。

                    ソウル市特別市公務員労働組合は、組織人数45000人。専従職員1人、書記4人。労働基本権は日本と同様に労働行動権(ストライキ権) がなく、政治活動も規制されています。

                    賃金は、政府が民間賃金を比較して「公務員報酬・民間賃金審議会」を通じて、全国一律に公務員賃金を一方的に決めている。鎮安とソウルは同じ賃金。団体交渉では決められない。
                    そのせいか、日本の公務員制度の地域手当に関心があり、懇談でも聞かれていました。

                    日本の非正規職員が4割程度には驚き。信じられないという表情。
                    マスコミの公務員に対する態度は日本と同じく厳しい。

                    ソウル市契約職員で1万人中、500人が組合員化。契約職員も定年まで働けるようバク・ウォンスン市長が方針を変えました。

                    安部首相の問題に対して「反労働組合の政府は長続きしない」と言っていました。

                    パク・ウォンスン市長は、労働に対して大変前向きな態度を見せており、非正規職員を正規職員にするなど、労働組合は評価しており、労働組合と友好的。
                    前の市長、オ・セフン市長は、現場是正委員会を推進して、3%の公務員を強制的に退職させようとした(橋下市長みたい)が、労働組合が反対して中止させました。

                    従軍慰安婦妄言や極右的発言をする日本の橋下市長に対する関心が高く
                    、堺市長選挙で橋下維新の会候補が敗れたことを伝えると喜び、全員で拍手をし、勝利を共感しあいました。
                    2013.10.17 Thursday

                    ソウルツアー15 ソンミサン・マウル

                    0
                      2013年9月30日、ソウルツアー最終日、午前中はソンミサン・マウルを見学。

                      ソンミサン・マウルは、ソウル市の西端・日韓ワールドカップが開催されたメインスタジアムの近くの麻浦区にあります。


                      マウルに予定よりも早くついたので、スタジアムとスタジアムの近くにあった巨大なごみ置き場跡をバスから見学。
                      ごみ置き場から発生する悪臭と汚染水が問題となり、ごみから出るメタンガスを再利用。汚染水は浄化して川に流すなどして、ごみ置き場は緑あふれる山となり公園が整備されています。


                      2002年5月1日に開園したワールドカップ公園(コンウォン)は、1978年から15年の間集められた9200万トンのゴミで埋め立てられた蘭芝島(ナンジド)にワールドカップ大会を記念して造成されました。
                      6年にわたってゴミの埋立地から発生する環境汚染物質に対する処理を徹底的に行い、1年以上の歳月をかけ造成作業が行われ、平和の公園、蘭芝川公園、蘭芝漢江公園、ハヌル(空)公園、ノウル(夕焼け)公園というそれぞれの特徴を持った造りとなっています。
                      105万坪の敷地に、週末にもなると大勢の人々で賑わうソウル市民の憩いの場となっています。

                      ソンミサン・マウルは朴ソウル市長が昨年、「住民自治のお手本の地域だ」と大阪自治体問題研究所メンバーに紹介されたやことから今回のツアー見学地になったものです。


                      ソンミサン・マウルの民主センター


                      民主センターの案内板。「渡し船」と書かれているようです。四つのNGOがこのセンターに入って、繋がっています。


                      民主センターにあるソンミサン事務所で説明

                      ソンミサン(住民が守った小さな山)・マウル(村)は、行政区の単位ではなくコミニティーネットワークのこと。共稼ぎ3世帯(呼びかけて後に25世帯に )からこの地域に1994年、画一的な保育園や激烈な受験教育の姿に疑問を持ち、自分たちの保育園をつくることからスタートして、住民たちが次々と様々な協同組織や店の開設、取り組みをされているとのこと。
                      ソンミサンマウルの文化は、「差異と共存 配慮と協同」

                      マウルの企業 現在20ヶ所。店は70店。消費者生活協同組合やカーシェアリング、アレルギー対応のアイス屋などマウルの住民自治やってみたいことを企画委員会で議論し、思考錯誤をしながら、おこなっている。

                      2001年には、ソンミサンに排水施設を建設しようとするソウル市の計画に対して、山の自然を守る住民運動を展開。

                      マウルの協同地域通貨も使われている。会員同士の労働と品物を地域通貨で。

                      自ら資金を出し合い、相互に利用しあうマウルの金融機関「ソンミサンマウル金庫」も設立している。

                      成人式もマウルで成長した青年たちが自らの企画でおこなう。

                      医療生活協同組合も最近設立され、本日、診療所がオープニング。

                      2007年からマウルの祭り
                      マウルで住んでいる人だけが参加。祭りからサークルが生まれる

                      2009年にはソンミサンマウル劇場も

                      私は詳しくは知らないが、「希望製作所」(日本にも「日本希望製作所」がある)はこのマウルを拠点にしているらしい。

                      ソンミサン・マウルには、日本人が2人いる。

                      民主センターで説明を受けた後、2班に分かれてマウルを見学しました。


                      マウルの保育園 共同育児協同組合が運営。 子どもは毎日ソンミサンなど散歩している。学童保育もある。


                      マウルの学校。小中高一貫12年制で、農業体験も学習プログラムに。無認可で大学受験するためには検定試験を受けなければならない。学校運営には公的補助を受けられないため、授業料年間50万と、公立高校に比べると高め。


                      せっけん等のマウル店。ここでハーブを詰めた目の疲れをとる枕を買いました。






                      マウルの本屋。コミニティースペースが併設されて、マウルの住民がくつろき、語り、学び、交流している。


                      マウルで設計された共同住宅


                      昼食は有機農食堂

                      ビビンバフ

                      店の名刺






                      整備されている自転車道

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