2011.06.28 Tuesday

山口県上関原発 建設ストップへ

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    ▼山口県上関原発にストップがかかりました。
    山口県知事が6月27日の県議会で、中国電力が上関町で計画中の上関原発建設予定地埋め立て免許に関して「計画自体が不透明な状況にある。埋め立ての前提となる土地利用計画も不透明であり、この状況では(中国電力からの)延長申請があっても認められない」と答弁しました。

    私の出身は周防大島町。大学で大阪にくるまで、生まれ育ちました。瀬戸内海の自然美溢れる、のんびりとした島ですが、上関町と隣接しています。

    周防大島町にも「上関原発に反対する大島郡民の会」という団体が「瀬戸内海に原発はいらない」と書かれた大きな看板を建て、島民の過半数を超える原発反対署名を集め、原発反対の運動をが進めていました。

     周防大島町議会「上関原発凍結」を可決(「山口新聞」)

    このような地道な原発反対運動があり、福島原発事故による世論の高まりによって、県知事の答弁になったのでしょう。

    周防大島町の人々はこのニュースをどう受けとめているのでしょうか。ふるさとがなつかしく感じます。
    2011.06.23 Thursday

    本日 沖縄慰霊の日

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       本日は、沖縄慰霊の日です。本日付の「朝日新聞 天声人語」に次のとおり興味ぶかい記事が掲載されていました。

       かつて「武器のない島」だった沖縄が、あのナポレオンを驚かせたという話がある。19世紀の初めに英軍艦が琉球諸島の周辺を航海した。帰途、セントヘレナ島へ寄港し、流刑の身の元皇帝に艦長が会ったという。

       沖縄には武器がないという話を、ナポレオンは理解できなかったそうだ。「武器がなくてどうやって戦争をするのだ」「いえ、戦争というものを知らないのです」「太陽の下、そんな民族があろうはずがない」――岩波書店刊の『一月一話』という本に紹介されている。

       だが、その島は明治以降に変貌(へんぼう)する。日本の近代化に呑(の)み込まれ、ついには太平洋戦争末期の沖縄戦に至った。「ありったけの地獄を集めた」(米軍報告書)という戦いに20万人を超す命が消えた。きょう、66回目の「慰霊の日」を迎える。

      2011.06.19 Sunday

      水上勉「飢餓海峡」

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         クリックで挿入

        読了。終戦後の厳しい時代で翻弄される人間ドラマ。ぐいぐいと読ませます。

        昭和29年に青函連絡船洞爺丸が沈没するという事件、同日に北海道の岩内町で町の三分の二近くが焼ける大火事があった事件をもとに書かれています。

        犯人が犯罪を犯した社会的背景を戦後の貧しい日本の姿を丁寧に描きながら物語は進んでいきます。

        次男(分家)の子として、貧しい家で父を早く亡くし、母親一人に育てられ、小学校卒業後、大阪に働きに出た犯人。

        北海道の荒野を転々とします。それでも欠かさない母親への仕送り。

        犯罪を犯した血のついた服を着せられて出所する余刑者の運命。

        戦後の悲しい状況を描いています。

        水上勉の「飢餓海峡」を歩く 岩内編



        2011.06.18 Saturday

        音楽協会総会後 シャンソン

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          音楽協会総会後、そのままシャンソン。

          唄うのは吉田玲子さん、ピアノ演奏は小寺智絵さん。

          「あじさい娘」、「ナポリは恋人」、「ラノビア」、「ロマンス」、「枯葉」、「愛は限りなく」 を歌っていただきました。

          最後に、みんなで「夏は来ぬ」を歌いました。
          2011.06.18 Saturday

          本日は門真市音楽協会第23回総会

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            本日は門真市音楽協会第23回総会に出席してきました。

            私は音楽協会が主催する市民コンサートを「支える会」の事務局長をしています。

            総会では10月13日午後6時半より、ルミエールホール大ホールにて「東日本大震災チャリティーコンサート」をおこなうことを決定しました。
            2011.06.17 Friday

            湯浅誠氏の講演記録

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              昨年の11月26日に研修で受けた湯浅誠氏の講演記録を読み返してみました。

              湯浅誠氏は年越し派遣村の村長で、その実績を買われて内閣府の参与にもなった人です。

              講演テーマは「“貧困問題”に向きあう〜わが国の社会保障制度の現状と課題〜」

              ・戦後の日本の社会(家庭)を守ってきた3つの傘(国、企業、正社員)がしぼみ、雨に濡れる人が増えている。

              雨に濡れる人は、結果として
              1.自殺者
              2.他殺者
              3.ホームレス
              4.noと言えない労働者
              になる。

              ・貧困スパイラル
              派遣切り・非正規切りに代表される労働市場の劣化、セフティネットの機能不全、貧困化、noといえない労働者

              ・自殺者は11年連続3万人越える。
              他殺者は年間五千人
              自殺者の6分の1にしかすぎない。逆に言えば自殺者が他殺者の六倍。(この比較数には驚きました)
              他殺者が多くなっているかなと思いましたが、治安は良くなっており、「体感治安」は悪くなっているとのこと

              ・単独世帯数・割合は増加
              2025年には4割に
              今後、未婚率は3ん割になる時代を迎える。

              湯浅氏の提案
              「ワーク・ライフ・ウェルフェア・バランスで全員参加型社会の実現を」
              ワークwork 仕事
              ライフhome life 家庭
              ウェルフェアwelfare福祉

              【ワークとホーム】ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭生活の両立)
              “過労死”も生じる日本の異常な競争社会からの脱却。ワークシェアで労働時間の短縮。

              【ライフとウェルフェア】
              家族機能の外部化。就労や単独世帯の増加、地縁・血縁の弱化により、育児・介護などの家族機能を外部化していく。福祉制度を充実していく。

              【ワークとウェルフェア】
              ワークフェア。
              貧困放置では、社会費用が増加してしまう。

              女性、高齢者、失業者、障害者などがそれぞれの能力を生かして働く全員参加型社会の実現を。

              講演で、湯浅氏は「公共サービスを提供している(地方公務員の)皆さんが頑張って欲しい」と熱いェールを送りました。
              2011.06.16 Thursday

              福島県復興ビジョン検討委「脱原発」

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                福島県復興ビジョン検討委員会は15日、「脱原発」の考え方で施策を推進することを確認したそうです。

                「『脱原発』という考え方の下、原子力への依存から脱却し、再生可能エネルギーの飛躍的な推進を図るとともに、省エネルギーやリサイクルなどを強力に推進する」としています。

                脱原発の流れは、ドイツ(2022年までに原発閉鎖を決定)・イタリア(原発再開の是非を問う国民投票で反対が九割)だけでなく日本にも大きくなっています。
                2011.06.13 Monday

                村上春樹さん「核にノーと言い続けるべきだった」

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                   スペイン北東部カタルーニャ自治州が文化や人文科学の分野で活躍した人に贈る第23回カタルーニャ国際賞が9日、作家の村上春樹氏に授与された。 現地からの報道によると、村上氏はバルセロナで行われた授賞式のスピーチで福島第1原発の事故に触れ、「日本人は核にノーと言い続けるべきだった」と述べた。

                   村上氏はこの中で、福島の事故については、広島・長崎に原爆を投下された日本にとって「2回目の核の悲劇」だが、今回は誰かが原爆を落としたのではない」と指摘。「われわれは自分の手で間違いを犯し、国を破壊したのだ」と語った。 

                  2011年6月10日付「朝日新聞」夕刊より

                  2011.06.11 Saturday

                  劇団きづがわの公演

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                    劇団きづがわの公演に行ってきました。「この道はいつか来た道」「トイレはこちら」の2作品。

                    大阪市内の関西芸術座スタジオで公演。別所実さんの作で不条理な喜劇で不可解なところがありました。

                    JMIU大阪地本元委員長でオサメ工業争議支援で中心となった林田時夫さんが舞台監督しています。
                    2011.06.05 Sunday

                    あじさい

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                      岸和田市蜻蛉池公園にある「あじさい園」に行ってきました。

                      本あじさい、がくあじさいがきれいでした。
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