2024年2月19日、沢木耕太郎「旅のつばくろ」を読み終えました。今年の1月に読んだ沢木 耕太郎「飛び立つ季節 旅のつばくろ」の前作。
この本を読むとふらりと一人旅をしたくなります。
山形の遊佐から酒田まで列車に乗って見る鳥海山と田園風景、「風が強いところ」(高倉健)の青森の竜飛岬、紅葉が見事な軽井沢の雲場池、函館での店を転々とするうちに最上の店に到着する「藁しべ長者」のような「旅の長者」、北上駅の深夜の待合室での体験を書いた「夜のベンチ」など面白く読めました。
【本の概要(ネットより)】
つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい―。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻ほか、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。
【目次(ネットより)】
夢の旅/縁、というもの/贅沢の効用/近くても遠いところ/皮膚が変わる/絵馬の向こう側/朝日と夕日/点と線と面/がんばれ、宇都宮線!/心の華やぎ/終着駅/風の岬/なりつづける/人力飛行機/赤と青/最後の一瓶/ごめんなすって/太宰の座卓/初めての駅、初めての酒場/兼六園までI/兼六園までII/床しさや/小さいけれど/葉桜の季節に/情熱についてのレッスン/今が、時だ/旅の長者/子ネズミとばったり/臨海と林間/もうひとつの絶景/水で拭く/寄り道の効用/過去への回路/浄土ヶ浜から/あの夏、私は……/書物の行方/車中の会話/駱駝に乗って/一瞬と一瞬/雪/夜のベンチ/あとがき
]]>2024年2月18日、じゃがいもを植えました。春じゃがいもの栽培は2回目。種いもを畝に置き、化成肥料を間に撒き、籾殻を撒いて、土をかぶせました。その上にマルチシートをかぶせました。
植えた種いもは、左の畝にきたかむい(男爵薯タイプ)、右の畝にホッカイコガネ(メークインタイプ)。
2024年2月15日、植えていたにんじん(時なし五寸人参)と大根(総太り大根)を引き上げました。 それぞれ小粒。特に大根は葉っぱを何者かにかじられてしまって成育できました。
人参は夕飯に生のサラダとして食べました。
今度の日曜日にじゃがいもを植えつけるために畝を耕しました。
梅の花が咲いていました
]]>2024年2月12日、大阪自治労連第93回中央委員会が大阪グリーン会館で開催され、出席してきました。
私も門真市職労役員への当局の不当な処分撤回をめざすたたかいの決意を発言しました。
中央委員会では大阪自治労連春闘方針等が決定されました。「仲間を増やし、大幅賃上げと人員増を実現しよう! 公共を住民の手に取り戻す2024春闘に」、大阪自治労連の2024春闘スローガンです。
写真は開会挨拶をする坂田大阪自治労連委員長。
]]>2024年2月11日、「2024神戸バレンタイン・ラブラン」というマラソン大会でハーフマラソンに出ました。6年ぶりのハーフマラソンの出場で、記録は2時間10分。私のハーフマラソンの自己記録ベスト3に入る好記録で満足です。
この大会の時間制限が2時間30分なので完走を目標にしていましが、2時間切りも狙おうかと思うぐらいに調子が良かったです。最後はコースのアップダウンで時間が遅くなってしまいました。
昼食は長田本庄軒三宮センタープラザ店でのぶっかけ焼きそば大盛りを食べました。人気店で30分程度待ったけど、太麺とソース、ぶっかけ(すじ肉とコンニャクを煮込んだもの)を焼いて、癖になる味です。30分待つだけの美味しさ、納得です。飲み物はレモンたっぷりの長田レモンサワー。
]]>2024年1月27日、大阪松竹座「Night KABUKI in Osaka Dotonbori」に行ってきました。
一部では、歌舞伎について、外国人にも、歌舞伎初心者にもわかるように説明してくれました。俳優の演技を効果的に見せる「ツケ」も説明してくれました。
「歌舞伎」の「歌」は音楽、「舞」は舞踊、「伎」は役者や役者のわざ(演技)をさし、奇抜な身なりや行動をすることを指す「傾(かぶ)く」という言葉が語源となるそうです。
観客に舞台に出て実演を演じてもらう特別な企画がありました。
舞台に出た観客4人とも外国人でした
「立廻り」も解説
二部は「操り三番叟」。三番叟の操り人形と、人形を操る後見との息の合った動きも圧巻でした。
2024年1月20日、ルミエールホール・大ホールで開催された関西フィルハーモニー管弦楽団の華麗なるニューイヤーコンサートに行ってきました。
指揮者の藤岡幸夫さんが演奏曲や作曲家についてのエピソードを紹介してくださって、楽しいコンサートになりました。
[プログラム]
【第1部】
●スタイナー:風と共に去りぬ
●シフリン:「ミッション・インポッシブル」テーマ
●久石 譲:Stand Alone
●甲田 雅人:「モンスターハンター」より "英雄の証"
●K&R.ロペス:「アナと雪の女王」メドレー
●ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」より "レイダース・マーチ"
【第2部】
●スッペ:「詩人と農夫」序曲
●ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ●ヨハン・シュトラウス2世:雷鳴と電光
●ヨゼフ・シュトラウス:憂いもなく
●ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲
●エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アンコールはヨハン・シュトラウス1世のラディキー行進曲
]]>2024年1月19日、岸和田市の蜻蛉池公園の水仙郷で水仙を見てきました。水仙郷に近ずくと、水仙の甘い香りがしてきます。
水仙郷の近くには梅も咲いていました。
]]>オープニングは門真市職労組合員の獅子舞
主催者挨拶をする岩下委員長
来賓挨拶をする坂田大阪自治労連委員長
来賓挨拶をする伊佐衆議院議員
来賓挨拶をする宮本門真市長
来賓挨拶をする泰江大阪府議会議員
来賓挨拶をする門真市議会議員の皆さん
左から坂本議員、松本議員、豊北議員、片平議員
門真市職労退職者会の南さんによる安来節
写真を載せられないのは残念ですが、保育所支部の出し物「手品」で、会場は大いに盛り上がりました。
]]>2024年1月11日、宮崎亮「僕の好きな先生」を読み終えました。
かまいたち・濱家隆一さんが「マジで先生に会ってるか、会ってないかで 人生めちゃくちゃ変わってたと思います」とした教師・久保敬さんを取材した本。
2021年4月、新型コロナウイルスの第4波で感染者が急増したときに、大阪市の松井一郎市長(当時)が「小中学校は自宅オンライン学習を基本とする」と宣言、教育現場や家庭を混乱させました。
その際、一方的な判断だと批判する提言書を松井市長らに郵送した大阪市内の公立小学校の校長先生が、久保敬さん。
定年退職前に現職の校長として大阪市長に提言したのは、「この世の中はこんなものではない」と子どもたちに示すためだったといいます。 子どもたちに寄り添う教育のあり方を追求した教師・久保敬さんが描かれています。
2024年1月7日、NHK朝ドラ「ブギウギ」第66話を見ました。淡谷のり子がモデルの茨田りつ子が鹿児島の若い特攻隊員たちの前で、「別れのブルース」を歌うシーンには感動しました。
りつ子の歌を聞いた特攻隊員たちが出陣する覚悟を得たと「ありがとうございました」「決心がつきました」「思い残すことはありません」と御礼の言葉を発するシーン、りつ子に軍隊を歌うよう命令した教官が、りつ子と特攻隊員との会話に号泣するシーン、歌い終わったりつ子が舞台袖で泣き崩れるシーンなど、戦争の非常さを描きだしていました。
]]>2024年1月7日、1月4日放送された松本清張ドラマ「ガラスの城」を見ました。
前日見た「顔」と違って、この原作も、ドラマも見たこともありませんでしたが、「顔」以上に面白く見れました。
松本清張の小説には、地味で社員にお金を貸す女性が登場することがありましたが、このドラマもそんな女性が主人公になっていました。
【あらすじ(番組ホームページより)】
都心にガラス張りの立派なオフィスを構える大手商社「實友商事」。さまざまな欲望を隠し持つエリートたちが集まる同社の次世代エネルギー部で、久々に社員旅行が開催されることになった。
静岡で行われる展示会の後、慰労も兼ね、修禅寺で一泊しようというのだ。ほかの社員との付き合いが皆無に等しい地味な一般職・的場郁子(波瑠)、そして出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃)はそれぞれ、まるで気が進まないものの渋々参加。旅館で行われた宴会でも社員たちが盛り上がる中、的場は食事を終えるや、そそくさと退席してしまう。
一方、宴会後に散歩に出かけた三上は、薄暗い竹藪道で“まさかの光景”を目撃する。なんと出世街道まっしぐらのエリート部長・杉岡久一郎(丸山智己)が、旅館の浴衣を着た誰かと親密に寄り添っていたのだ! これは…社員旅行に便乗した社内不倫!? 偶然つかんだ不倫疑惑に思わず胸が躍った三上は、顔までは見えなかった相手の正体を密かに詮索し始める。
その直後、“とんでもない事件”が発生する。なんと、急用で先に帰京したはずの杉岡がそのまま行方をくらまし、修禅寺近くの工事現場で遺体となって発見されたのだ!
社の名誉を重んじる次長・野村俊一(武田真治)が箝口令を敷く中、杉岡の死の真相を探るべく独自捜査を始めた三上は、非公開のSNSダイアリーで推理を展開。
そんな折、遺体発見現場を訪れた三上は、的場も入れ違いでやって来て、土を持ち帰ったことを知る。
そう、推理小説が好きな的場もまた事件に興味を持ち、独自捜査に着手していたのだ。しかも、的場は杉岡の家までも突撃! 何とも怪しい行動を取り…!?
さらに不穏な出来事は続く。出世したい一心で杉岡に取り入っていたもう一人の次長・富崎弥大(塚本高史)の妻が急死。時を同じくして、三上の身の上にもぞっとするような異変が起こり…! 負の連鎖が止まらない謎多き社内殺人事件。
そんな中、事件を捜査する静岡県警の刑事・倉田文則(?嶋政伸)は、後輩刑事・佐原壮馬(満島真之介)に的場をマークするよう指示。 佐原は的場が犯人ではないかと怪しみながらも、彼女の独自捜査に同行するのだが…!?
]]>2024年1月6日、今年1月3日に放送された松本清張 ドラマ「顔」 を見ました。
松本清張の「顔」は、原作も読み、ドラマも2回(2009年の谷原章介主演、2013年の松雪泰子主演)見たことがありましたが、今回のドラマ「顔」も現代版に脚色されていて、十分に楽しめました。
【ドラマ内容(番組ホームページより抜粋)】
武井咲が松本清張作品で再び《悪女》に!後藤久美子と初共演にしてW主演!
今作で後藤とともにW主演を務めるのは、2017年に木曜ドラマ枠で放送された『黒革の手帖』で松本清張作品に初主演、主人公の原口元子役を好演した武井咲! 美しい着物姿と明晰な頭脳で男たちを次々と翻弄していく悪女ぶりは、世代を問わず視聴者を釘付けにしました。
そして同作の続編として制作されたドラマスペシャル『黒革の手帖〜拐帯行〜』(2021年)でも、その悪女ぶりは健在。松本清張作品の“悪女”として確固たる地位を築いた武井が、今作『顔』で後藤と対峙することになります。
そんな、当代きっての美しき女優2人を迎えてお届けするのが、松本清張が1956年に発表した短編小説『顔』。これまで幾度となく実写化されてきた不朽の名作を、現代版へと大胆にアップデート!
今作で武井が演じるのは、音楽界を席巻する《覆面アーティスト》、井野聖良(いの・せいら)。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには“ある理由”があったのです。それは、彼女が「殺人犯」だったから――。
一方、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物が、後藤演じる石岡弓子(いしおか・ゆみこ)。人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することになります。
殺人を犯した《覆面アーティスト》と、殺人犯を目撃した《弁護士》――2人が再び出会うとき、果たしてどんな物語が動き出すのか…?
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2024年1月4日、沢木 耕太郎「飛び立つ季節 旅のつばくろ」を読み終えました。
計画にない思いがけないところで出会って感動したことを綴った旅エッセイです。
青森・黒石の落合温泉、福島県二本松 安達太良山の麓にある岳(だけ)温泉、クラシックな造りのJR日光駅の駅舎、福岡県の秋月などこの本で紹介されているところに旅行したくなります。
【目次】
雨雲からの逃走/心残り/続けて通えば/ぽつりぽつりと/地下広場/蜜柑とアンパン/風景をつなげる/旅のリンゴ/いつか棚/待てば海路の/秋の祝福/竹林を歩きながら/逗留/天城越え/連れられて/すれ違い/訊ねることから/八雲のまなざし/静寂の中/崩れるままに/蝉のレスキュー/どちらが先か/幻の占い師/滝は流れる/衣笠/夢/木造駅舎/日光号/隙間を空ける/時のふりかけ/黄金の刻/もうひとつの黄金の刻/赤いポスト/クラシック/記憶のかけら/飛び立つ季節――あとがき
【内容(ネットより)】
16歳のとき初めて一人で旅した秋田県男鹿半島、檀一雄の墓に参った福岡県柳川、吉永小百合と語り合った伊豆の修善寺……旅先での風景を前に、「あの頃」と「いま」が交錯する。
JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で人気を博した連載などから35編を収録、『深夜特急』の著者が気の向くままに歩き続けた、国内旅エッセイ集。
]]>2024年1月4日、今日から仕事始め。大阪自治労連2024年新春旗開き学習会に参加してきました。
学習会では「私たちの仕事と日本国憲法〜公務公共の職場において〜」と題して、伊藤 真弁護士(伊藤塾塾長、法学館憲法研究所所長)が日本国憲法について熱く語られました。
憲法とは国家権力を制限して国民の権利・自由を守る法であること、憲法は理想かもしれないが憲法の理想に現実を近づけることこそ必要、Festina Lente(ゆっくり急げ) 慌てず、焦らず、諦めず、一歩一歩が大切など印象に残る言葉です。
1時間半の講演でしたが、内容豊富で、講演資料をじっくり読みかえしたいと思います。
]]>2024年1月3日、高田郁「あい 永遠に存り」を読み終えました。実在の人物、関寛斎の妻・あいを主人公にした物語、感動しました。
高田郁さんの小説は、どの小説も心が洗われます。
弱い者にも優しく、不正や差別を許さず、信念を持って突き進む関寛斎とあいの人間愛は素晴らしい。
小説の題名の「永遠に在り」は、関寛斎を支援した実業家の濱口梧陵の言葉「人たる者の本分は、眼前にあらずして、永遠に在り。」 からとっています。
内容(「BOOK」データベースより)
上総の貧しい農村に生まれたあいは、糸紡ぎの上手な愛らしい少女だった。十八歳になったあいは、運命の糸に導かれるようにして、ひとりの男と結ばれる。男の名は、関寛斎。
苦労の末に医師となった寛斎は、戊辰戦争で多くの命を救い、栄達を約束される。しかし、彼は立身出世には目もくれず、患者の為に医療の堤となって生きたいと願う。あいはそんな夫を誰よりもよく理解し、寄り添い、支え抜く。やがて二人は一大決心のもと北海道開拓の道へと踏み出すが…。幕末から明治へと激動の時代を生きた夫婦の生涯を通じて、愛すること、生きることの意味を問う感動の物語。
]]>2023年12月29日、岸和田市の久米田池に行ったらコウノトリを発見!4、5羽いました。暖かくて鳥もたくさん来てて、カメラマンもたくさんいました。
この野鳥の名前は?
2023年12月24日、寒くなってきたので畑の秋じゃがいも(キタアカリ)を掘りました。
夕飯には掘ったじゃがいもでジャーマンポテト🥔
畑には、葉っぱをかじられた人参と大根が残っています。
2023年12月21日、12月18日放送された「映像の世紀 バタフライエフェクト 塩の行進 ガンジーの志を継ぐ者たち」を見ました。
理不尽なことに非暴力で対抗したガンジーの考え方が、世界に影響を与えたことを伝えていました。
【内容紹介(番組ホームページより)】
大英帝国によるインド支配に抵抗したガンジーが、非暴力の力を世界に示した「塩の行進」。その志は時空を超え受け継がれた。
人種差別と闘い、ワシントン大行進で公民権法成立への道筋を作ったを伝えていました。キング牧師。
フィリピンの独裁政権との闘いの中で暗殺され、政権打倒への市民の団結を生んだアキノ氏。
自宅軟禁されながら非暴力抵抗でミャンマーの軍事政権と闘い続けたスー・チー女史。
非暴力で世界を変えようとした人々の闘いの記録。
2023年12月21日、?田 郁「契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻 上」を読み終えました。
主人公の五鈴屋幸の脇役4人を主役にした物語です。
「買うての幸い、売っての幸い」を五鈴屋の考え方、登場人物の清い心で幸せに生きる姿に感動します。
最後の「契り橋」は、「あきない世傳 金と銀」 の最終回のようで「金と銀」の意味を明らかにしていきます。
?田 郁さんの書く小説は本当に心が清められます。
「特別編 下」は2月発売との事、待ち遠しい。
【内容紹介(ネットより)】
シリーズを彩ったさまざまな登場人物たちのうち、四人を各編の主役に据えた短編集。
五鈴屋を出奔した惣次が、如何にして井筒屋三代目保晴となったのかを描いた「風を抱く」。
生真面目な佐助の、恋の今昔に纏わる「はた結び」。
老いを自覚し、どう生きるか悩むお竹の「百代の過客」。
あのひとに対する、賢輔の長きに亘る秘めた想いの行方を描く「契り橋」。
商い一筋、ひたむきに懸命に生きてきたひとびとの、切なくとも幸せに至る物語の開幕。まずは上巻の登場です!
]]>2023年12月10日、吉田敏浩「昭和史からの警鐘 松本清張と半藤一利が残したメッセージ 」を読み終えました。
今の岸田内閣で進められている軍事体制の強化と軍事費拡大について、松本清張と半藤一利が残したメッセージから警鐘しています。
【内容紹介(ネットより)】
昭和史の暗部をその作品でえぐり続けた松本清張と、戦争体験を教訓として語り続けた半藤一利。2人はかつて作家と編集者として共闘し、軍事の復活に警鐘を鳴らし続けたコンビでもあった。両者をよく知る保阪正康氏などにも取材し、その先駆的な仕事を再検証するノンフィクション。
【目次】
第1章 昭和史を軸にした二人の交わり 自衛隊極秘「三矢研究」を暴露
第2章 昭和日本のいちばん悪いところの復権 緊急事態条項と自衛隊九条明記の改憲案
第3章 軍隊は住民を守らないという昭和史の教訓 日米共同軍事作戦と悪夢の戦争シナリオ
第4章 軍隊が民主主義の脅威となった戦前昭和自衛隊の国民監視と土地利用規制法
第5章 昭和日本を破局にみちびいた軍事膨張大軍拡と軍事費の倍増は何をもたらすのか
第6章 いま昭和史から学ぶことの意味 保阪正康氏に聞く
]]>2023年12月10日、12月8日に放送されたNHKの番組「アナザーストーリーズ 」の「ジョン・レノン そして“イマジン”は名曲になった」を見ました。
12月8日は、ジョン・レノンが射殺された命日。1980年12月8日の日、私は大学1年生で、ジョン・レノンの死はショックな出来事で、一人部屋にこもってジョン・レノンの曲を聞いていたのを思い出します。
番組では、ジョンの悲劇、チェコのレノン・ウォール、9・11テロからイマジンが名曲になった理由を探っていました。
番組公式ホームページ
https://www.nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWRZ1WWNYP/episode/te/NLN9WW6K75/
]]>2023年12月9日、11月に放送されていたNHKドラマ「ガラパゴス」を見終えました。
会社が利益をあげるため、派遣など非正規労働者が4割にも達して人件費を減らし 、そこで作られる製品が危険なものとなっている世界でも稀なガラパゴス化した日本の社会を警告した社会派ミステリーの相場英雄「ガラパゴス」が原作です。以前、この原作を私は読んでいました。
http://kadoroso.jugem.jp/?eid=1818#gsc.tab=0
「俺たちはガラパゴスの最前線のいるようだ」と語った沖縄宮古島出身の派遣労働者が欠陥車を告白しようとしたために殺された事件を刑事・田川信一(織田裕二)が暴いていきます。
【あらすじ(NHK番組ホームページより)】
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。
田川は、リスト「903」の男が一酸化炭素中毒自殺に見せかけて殺害されたことを見抜く。
田川と木幡は男の死を丹念に捜査し、男が沖縄県出身の派遣労働者・仲野定文(満島真之介)だと突き止める。
一方、特殊班捜査係の鳥居(伊藤英明)は田川の行動に目を光らせつつ、裏では人材派遣大手ホープネス・ホールディングスの森社長(?嶋政宏)、自動車メーカー・ヒラガモーターズの松崎社長(鶴見辰吾)と緊密な関係を結んでいた。
そして田川は生前の仲野がホープネス系列の人材派遣会社に登録し、ヒラガモーターズの自動車工場に働いていたことを知る。仲野がネット上で何かを告発しようとしたことも…。その真相とは?
2023年12月4日、森 絵都「獣の夜」を読み終えました。心の中に潜む悩みと葛藤を描いた不思議な短編集です。最後の作品「あした元気に」は、面白かった。
【作品】
雨の中で踊る/Dahlia/太陽/獣の夜/スワン(『ラン』番外編)/ポコ/あした元気に
【内容(ネットより)】
原因不明の歯痛に悩む私が訪れた不思議な歯医者(『太陽』)。女ともだちをサプライズパーティに連れ出す予定が……(『獣の夜』)。短編の名手である著者が、日常がぐらりと揺らぐ瞬間を、ときにつややかにときにユーモラスにつづった傑作短編集。
守口市の高校の先生をされていた飯田先生の案内で、朝鮮通信使の船蔵跡や大地震両川口津波記念碑、大阪発の木津川飛行場跡、船町の渡船、リトル沖縄・「サンクス平尾商店街」、ドイツ人捕虜収容所跡、徴用工が働いていた工場など過去から現代にかけての大正区の史跡などをめぐって、大正駅周辺しか行ったことがない私にとって、新鮮なフィールドワークでした。
朝鮮通信使が使った川御座船船蔵跡(岩崎橋公園)
朝鮮通信使が利用した船が利用した尻無川はこのあたり
朝鮮通信使の船は尻無川をパレードしたといいます。
大正橋は、大正のはじめにつくられたことから命名されました。
大正橋の歩道にピアノの鍵盤が、欄干に「第9」の譜面がデザインされています。
760人のドイツ兵が収容されていた大阪俘虜収容所(1914~1917年)が大正区にあり、アジアで第9の初演奏の指揮をしたヘルマンハンゼンさんも収容されていたことからデザインされました。
大阪発の木津川飛行場跡 昭和4年に飛行場がオープン
船町の渡船 無料 近隣市民の生活に欠かせない交通手段のひとつ
リトル沖縄・「サンクス平尾商店街」
第一次世界大戦後、沖縄では食糧難が起き、沖縄の多くの人達が仕事を求めて本土へと移住した。大正区には紡績工場が多くあり、沖縄の人達が多く移り住んだ。
760人のドイツ兵が収容されていた大阪俘虜収容所(1914~1917年)が、この平尾亥開(いばらき)公園にありました。
神戸のバウムクーヘンで有名なカール・ユーハイムさんもここに収容されていました。
徴用工が働いていた大阪製鐵所(現在の大阪製鐵(株)恩加島工場)
昼食はうるま御殿で沖縄料理。フィールドワークはここで解散。
その後、大阪城公園に行って、紅葉を楽しみました。
]]>2023年11月19日、エルおおさか南館ホールで開催された九条の会・おおさかの講演会に参加してきました。
講演会は、池田香代子さんを講師に「『世界がもし100人の村だったら』から20年〜今こそ憲法9条の出番〜」と題しておこなわれました。
講演会の前に、シンガーソングライターのケイ・シュガーさんの歌と演奏
池田香代子さんの講演メモ
・大阪の人は、東京に比べて服装が派手。大阪市のごみ焼却施設はウィーンのデザイナーと同じデザイナー(フンダートヴァッサー)と同じ人で、個人的なことですが好き。
※フンダートヴァッサーのデザインのゴミ焼却場。フンダートヴァッサーは有名な芸術家・建築家で、大阪市の舞洲にあるゴミ焼却場やキッズブラザ大阪にあるこどもの街もこの人のデザイン。
実は私はウィーンに行ったときにこの焼却施設を見ています。
・ガザのごみ焼却施設や下水道施設は、日本のODAでつくられたもの。攻撃したイスラエルに本来ならば日本政府は抗議すべき。
・今回のパレスチナ・イスラエル戦争は、2023年10月7日にパレスチナのガザ地区を支配するハマスによるイスラエルへの攻撃によって勃発した。
イスラエルの新聞「ハアレツ」が音楽フェスでハマスの攻撃から車で逃げだしたイスラエル人を攻撃したのは、イスラエルの空軍であることを報道した。
イスラエルには無料の新聞があり、アメリカのカジノの社長だった故シュルトンアデルソン(世界の大富豪5位、トランプ前大統領の支援者、ウクライナ系ユダヤ人、極右)が財政支援を支援しており、無料だけにイスラエルの右寄りの世論をつくっている。
・イスラエルを支援するアメリカの世界的企業 マクドナルド、スターバックス、ディズニー
・池田さんが社会問題に関心を持つようになったのは、作家の井上ひさしさんから中村哲さんの講演会に誘われて中村哲さんの話を聞いてから。
「世界がもし100人の村だったら」の本が売れ、自分に入った収入を中村さん(アフガニスタン)に寄付するとともに、「100人村基金」をつくった。
・日本は石油資源を中東に頼っているため、友好的な関係。イスラエルともアメリカとの関係から友好的。
日本は、オスロ合意(イスラエルとパレスチナの共存)に重要な役割をしたスウェーデン、この地域で広大な支配をしていたトルコとともにイスラエルとパレスチナの紛争を解決する役割をおこなうべき。憲法9条をもつ日本だからこそ。
・九条の会は2004年にできた。来年20年になる。死ぬまでがんばっていきたい。
おおさか医科・歯科九条の会の訴えで紹介されたサイト
反核医師の会
]]>2023年11月18日、大正区コミュニティセンターでおこなわれた劇団きづがわ創立60周年記念公演「貧乏物語」を観てきました。
戦前の経済学者、川上肈の「貧乏物語」を井上ひさしが戯曲し、それを劇団きづがわの林田時夫が演出した劇です。
時代は1934(昭和9)年、日本が15年戦争を始めた時代、民主主義運動を特別警察などが卑劣な取締りを厳しくしている中、翻弄される6人の女性が奏でる笑いと涙、葛藤の狂騒曲でした。
お昼は沖縄料理の店「いちゃりば」で昼食。ソーキそばとゴーヤチャンプルー。
2023年11月11日、寝屋川市立市民会館で開催された「カジノはアカン!講演と映画のつどい」に参加してきました。
最初にフリージャーナリストの西谷文和さんの「破綻確実 大阪万博&カジノ 岸田&大阪維新を選ぶのか、中村哲を選ぶのか」と題して講演がありました。
なぜ万博は舞洲になったのか、舞洲にカジノをつくるために公費で道路・地下鉄をつくるため、舞洲は産業廃棄物の最終処分場で発がん性PCB土壌汚染で軟弱地盤、建物を建てるためには深い杭をつかなければならず、工事費用がかさむ、(西谷さんが実際に行った)2020年に開催されたドバイ万博は、60歳以上は無料なのに閑古鳥が鳴いていた、大阪万博は2000万人も入場者があるのか等、メディアが報道しないことをわかりやすくお話してくれました。
映画は「ハマのドン」。横浜カジノ誘致を阻止した横浜港運協会会長等をした実業家・藤木幸夫と市民たちを追うドキュメント映画。テレビで同名の番組を見たことがありますが、その映画化されたもの。菅元首相等自民党の大物政治家とも親交のある91歳の「ハマのドン」が横浜の未来のために、からだをはって立ち上がった姿には感動します。
2023年11月10日、大阪高齢者運動連絡会「?戦争は絶対にくりかえしてはいけない?」を読み終えました。
「いま、平和の声を上げよう」と大阪高齢者運動連絡会が編集した92名の戦争体験証言集です。証言されている方は、年齢で言えば80~90歳代の方で、幼いときの実体験を証言されていて、その体験がリアルで凄まじい。
昨年退職された門真市職労の書記のお父さんも証言されており、満州からの引き揚げを記されていました。
2023年11月5日、今年9月24日に放送され、録画していたNHKスペシャル「“冤(えん)罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜」を見ました。
この大川原加工機事件は、 青木理「カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに」(第3章 ルポ・町工場vs公安警察)で紹介されていたました。
公安警察権力や警察が国民を監視し、権力に都合のいいように動いて冤罪まで引き起こす実態として書かれていました。
番組は独自の取材により、警察庁関係者(現職捜査員)の「内部告発」や証言を集め、警察庁上層部が内部の懸念を押さえつけ、この企業が無許可で軍事転用できる機器を中国に輸出したとしてねつ造をおこなった事実を明らかにしていました。公安警察の体質をえぐっていました。
会社側が訴えた国家賠償請求の裁判の判決が今年12月28日にくだされるとのこと。
内容(番組ホームページより)
なぜ“冤罪”は起きたのか―。3年前、軍事転用が可能な精密機器を不正に輸出したとして横浜市の中小企業の社長ら3人が逮捕された事件。
長期勾留ののち異例の起訴取り消しとなった。会社側が国と東京都に賠償を求めている裁判で今年6月、証人として出廷した現役捜査員は「まあ、ねつ造ですね」と語り、捜査の問題点を赤裸々に語った。
公安部の中でいったい何が起きていたのか。法廷の証言と独自資料をもとに徹底取材で検証する。
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2023年11月4日、岸和田市の久米田池にコウノトリが来ていました。
]]>2023年11月4日、中脇初枝「伝言」を読み終えました。
戦前の満州の新京で暮らす女学生、崎山ひろみの目線から、戦争末期の日常と敗戦後の混乱と引き揚げを描いています。
対ソ連を想定して、風船爆弾をつくって準備していたことがわかります。731部隊とのかかわりも出てきてゾッとしました。
実在の人物を取材して書き上げただけにリアルです。途中、軍事技師の立場、中国人の立場、主人公の孫の立場から小説が語られています。
本の内容(ネットより)
わたしたちのしたこと。しなかったこと。これは、いまを生きるあなたのための物語。『きみはいい子』『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』など、話題作を生み出し続ける著者、4年ぶりの新作!2016年本屋大賞3位、『世界の果てのこどもたち』には書かれなかったもうひとつの真実。
満洲・新京で暮らす女学生、ひろみ。「尽忠報国」「一億玉砕」「五族協和」、そう信じていた――永遠に失われた、もう、どこにもない国。あの場所で見たこと、聞いたこと、そして、わたしに託されたことを、わたしは忘れない。終戦間際の満洲を、圧倒的な事実に基づき描く。これは、いまを生きるあなたのための物語。
2023年10月27日、守口エナジーホールで開催された落語会「北河内寄席」に行ってきました。大阪労連北河内地区協議会・秋の文化行事。
出演は、「芸人9条の会」の公演で活躍されている露の新治、笑福亭竹林のお二人で、それぞれ2席され、最後にお二人のお楽しみトークもしていただきました。
久しぶりの落語で大いに笑いました。
2023年10月26日、東野圭吾「魔女と過ごした七日間」を読み終えました。「ラプラスの魔女」シリーズ三作目。
DNAとIDナンバーカード(小説での名前、マイナンバーカード)による個人情報の細付けなど日本社会の管理社会を予言させます。
エクスチェッド(特殊能力)を持つ羽原円華の活躍が痛快で、5日間で一気に読んでしまいました。
2023年10月26日、和泉市のリサイクル環境公園にコキアとコスモスを見に行ってきました。
コキアはグラデーションになって綺麗で、いつまでも眺めてしまいます。
]]>2023年10月22日、大阪自治労連秋の組織・共済拡大交流集会でNHKの朝ドラ「ブギウギ」を坂田委員長と久保副委員長が紹介されていたので10月20日・21日放送の「ブギウギ」を見てみました。
不景気の影響で劇団員の賃金削減や解雇の動きが出る中で、ストライキをやろうと話し合いをします。
「自分自身を守るために、梅丸歌劇団を守るために(ストライキをする)。私らは会社の道具ではない」「一番大切なことは、自分自身を大切にすること。自分自身を大切にできないことは、お客さんを大切にできない」とストライキを決行しようとするシーンが熱い。
2023年10月22日、大阪自治労連 秋の組織共済拡大交流集会に参加してきました。奈良女子大学教授の中山 徹さん(自治体問題研究所理事長)の記念講演がありました。
「今こそ自治と公共性の再生を」をテーマにし、?地域に関する国政の動向(安保三文書の改定、土地利用規制法の動き《大阪では熊取原子力事業所・八尾空港などの1000mの規制》)、?自治体の動向(国の政策《核のゴミ最終処分場など》を無批判に受け入れ、大型開発、インバウンドによる地域活性化)、?地域と市民生活はどうなるのか(アメリカ軍はMLR《海兵沿岸連隊》が中心に 温暖化による災害に脆弱な地域、地球環境への負荷、雇用の不安定化、格差の拡大)、?地方政治が変わるとき(選挙投票率の増加、とりわけ20代、女性)、?今、必要な自治体政策「自治と公共性の再生」、?自治体を変革する主体などをお話しされました。
まちづくりは人づくりであり、市民がまちづくりに関わる中で(市民参加)、自治能力の高い市民を育成することになるとし、労働組合運動で労働条件の改善をし、自治研活動によって自治体の公共性を回復してほしいと期待されました。
2023年10月21日、京阪くずは駅前で北河内なかまづくり宣伝行動に参加してきました。
10月1日からの最低賃金改定(大阪府1,064円)の周知宣伝、労働相談や労働組合への加入の呼びかけをおこないました。全国一律最低賃金制度を求める署名等も取り組まれました。
2023年10月21日、東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で 」を読み終えました。
電車の広告でこの作品が映画化されるというのを見たので、図書館で予約して読んでみました。1996年発行の東野さんの初期の作品です。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」などを思い出される本格的推理小説です。最後まで、これは犯罪か演技か、犯人は誰か、わからなく面白く一気に読めました。
本の内容(ネットより)
1度限りの大トリック!劇中の殺人は真実か?俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか? 驚愕の終幕が読者を待っている!
2023年10月18日、録画していたテレビドラマ「遥かなる山の呼び声」を見終えました。山田洋次監督の映画のドラマ化ですが、この映画を見たことがない私にとって山田洋次監督の映画「幸福の黄色いハンカチ」を思い出します。
主人公が妹に電話して、妹が幸せを感じて涙する最後の結末には感動するドラマでした。
(以下NHKホームページより)
この番組について
日本映画史に残る名作として国内外から高い評価を受けた山田洋次監督の「遙かなる山の呼び声」。 あれから43年、山田監督が北海道中標津の舞台はそのままに時代を現在に置き換えて書き上げた脚本が、土曜ドラマとなって帰ってきます。
演出は『釣りバカ日誌』シリーズで人気を博した朝原雄三監督。BSプレミアムで’18年に放送された初編と’22年に放送された続編に未公開シーンを新たに加えたディレクターズカットとして4週にわたってお届けします。
主演の阿部寛と常盤貴子、そして筧利夫・藤井隆・真飛聖・中原丈雄・高畑淳子たち実力派俳優たちがオール北海道ロケで繰り広げる、笑って泣ける王道のヒューマンラブストーリーにご期待下さい!
【あらすじ】
北海道東部、雄大な大自然に囲まれる中標津の地で、亡き夫が遺した零細ながらも良質な牛乳を生産する酪農家・民子(常盤貴子)のもとに、ある嵐の晩、怪しい男・耕作(阿部寛)が転がり込む。
耕作は、民子に思いを寄せる地元建設会社の社長・虻田(筧利夫)や民子の義父・吉雄(中原丈雄)、そして夫の叔母・鈴江(高畑淳子)たちから怪しまれながらも、人手の足りない民子の農場を手際よく手伝い、父親を亡くして寂しい日々を送っていた民子の幼い息子・武志(佐藤優太郎)からもなつかれ、民子から厚く信頼されるようになっていく。
しかし、訪れ始めた幸せな日々は、耕作がひた隠しにしてきた秘密が明らかになったとき、音を立てて崩れていく·····。
]]>2023年10月13日、映画「福田村事件」を見ました。
今から100年前の関東大震災時に福田村(現在の千葉県野田市)で実際に起きた虐殺事件・福田村事件の映画化です。大震災の中での政府による朝鮮人暴動のデマにより、人々が冷静な判断を失い、朝鮮差別をエスカレートする怖さを描いていました。
永山瑛太が演じる薬の行商団長の沼部新助が「朝鮮人なら殺されてもええんかぁ!」と叫んで殺されていくシーンが忘れられません。
戦争により駆り出された兵隊や残された家族の人生が大きく狂わされていました。日本の隠された負の歴史です。
内容(「映画.com」より)
「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。
1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。
その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。
沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。
澤田夫妻役を井浦新、田中麗奈が演じるほか、永山瑛太、東出昌大、柄本明らが顔をそろえる。
2023年10月11日、乃南アサ「雫の街 家裁調査官・庵原かのん」を読み終えました。
前作では少年事件を扱う部署で福岡県北九州市でしたが、今回は家事事件を扱う部署で神奈川県川崎市が舞台。複雑な家庭環境で家裁調査官・庵原かのんが最善の解決を探ります。
内容(ネットより)
新任地川崎で、彼女の頬を濡らすのは涙の雫か、全てを洗い流す慈雨の雫か。モラハラ夫、我が子を見捨てる母親、身寄りのない記憶喪失の男……横浜家裁川崎中央支部にやってくる家事事件の当事者たちは多種多彩。社会から零れ落ちそうな人たちの心を開き、それぞれの人生に寄り添うため、赴任したばかり奔走します。のかのんはひたむきに奔走する! 人間、そして家族の表と裏を心揺さぶる筆致で描く連作短篇集。
夕食は自慢の新鮮海鮮が満載の舟盛りコースで大満足!
民宿福島に行く前に京都府美山町の美山かやぶきの里に立ち寄りました。
翌日は福井県舞鶴市の舞鶴赤れんがパーク、舞鶴引揚館に行ってきました。
昼食に食べた海軍カレー
舞鶴市立赤れんが博物館 世界各地、日本各地のれんがが展示されていました アウシュビッツのれんがも
舞鶴引揚館にも行き、過酷なシベリア強制収容所(ラーゲリ)をジオラマで展示
昨年12月に見た映画「ラーゲリより愛を込めて」を思い出します。
抑留者の安否情報を全国の留守家族へハガキで伝えた門真市の坂井仁一郎さんが紹介されていました。坂井仁一郎さんのことは、私は引揚館に行って初めて知りました。
YouTubeでも紹介されていました。
https://youtu.be/0FlkS2NqODc?si=joUwMosHEQMPjLUh
2023年10月1日、衛都連第86回定期大会がシティプラザ大阪でおこなわれ、参加してきました。写真は開会挨拶をする荒田衛都連委員長
方針提案する坂田大阪衛都連書記長
大会後は同じ会場で衛都連結成75周年記念式典・レセプションがおこなわれました。
「地域住民の幸福なくして 自治体労働者の 真の幸福はない」との衛都連行動スローガンが、式典の看板に掲げられています。
オープニングはユニオン弦楽四重奏団の演奏
開会挨拶をする坂田衛都連新委員長
2023年9月28日、9月27日放送されたテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀 ふたりのキネマ 〜山田洋次と吉永小百合〜」を見ました。
先日見た映画「こんにちは、母さん」の映画監督の山田洋次さん(92歳)と主演の吉永小百合さん(78歳)を追っていました。
年齢により以前よりセリフを覚えられなくなった吉永小百合の苦労や「山田監督の映画だったら、これで辞められる」との思いを抱く吉永の姿、大俳優の寺尾聰、吉永小百合に細かく指導する山田洋次監督、明日が元気で頑張ろうと思える映画をつくっていきたいとの山田洋次監督の思いが印象に残りました。
内容(番組ホームページより)
「男はつらいよ」「幸福の黄色いハンカチ」。日本映画の巨匠、山田洋次。“最後のスター”と呼ばれ、主演のみを受け続ける映画俳優、吉永小百合。92歳と78歳の制作の舞台裏を、カメラは記録してきた。老いと向き合いながらも一切の妥協なく現場に立つ山田。視線の先には吉永。「山田監督の映画だったら、これで辞められる…」。その言葉に秘めた思い。「幸せとは何か」を問い続けてきたふたりの巨星。初めて明かされる物語。
2023年9月28日、吉村和敏「美しい世界をめぐる旅」を見終えました。世界の美しい風景が紹介され、海外旅行に行きたくなります。
私の行ったことのあるノルウェー・ラルダールのボルグント・スターヴ教会、フランス・パリのエッフェル塔、ベトナム・ハノイのホアン・キエム湖、フィンランド・ヘルシンキのフィンランド大聖堂も紹介されていて懐かしい。
ノルウェー・ラルダールのボルグント・スターヴ教会(吉村和敏「美しい世界をめぐる旅」より)
本の内容(ネットより)
カナダの「プリンス・エドワード島」やヨーロッパの「最も美しい村」シリーズで知られている写真家吉村和敏の「世界の風景」をテーマにした写真集です。フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイスランド、ハンガリー、チェコ、ノルウェー、トルコ、ギリシャ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ペルー、インド、カンボジア……。写真家活動35年の集大成ともいえるこの本では、各国をめぐる旅の中から生み出されたベストショットを紹介しています。「もう一度、あの青空の下へ!」美しい風景を見ながら、海外旅行をしているような気分になれます。
2023年9月26日、東野圭吾「マスカレードゲーム」を読み終えました。
マスカレードシリーズ第4作。東野圭吾はやはり面白い。最後のどんでん返しには想像がつきませんでした。罪の償いを考えさせられます。「どう罰するかだけではなく、救うことも考えるべき」との新田警部の言葉が印象に残ります。
本の内容(ネットより)
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
2023年9月24日、映画、「こんにちは母さん」を見てきました。
山田洋次監督の映画で、母、吉永小百合と息子、大泉洋が主演。現代の東京・下町に生きる家族が織りなす人間模様を描いた人情心温まる映画でした。笑いあり、涙ありのいい映画でした。
山田監督と吉永主演の「母べえ」「母と暮らせば」に続く「母」3部作の3作目にあたり、劇作家・永井愛の戯曲「こんにちは、母さん」が映画化されました。
2023年9月23日、録画していたテレビドラマ「しずかちゃんとパパ」最終回を見ました。
父、純介(笑福亭鶴瓶)一人、娘、静(吉岡里帆)の父子家庭の物語。笑って泣ける、いいドラマでした。父、純介は生まれつき耳が聞こえません。笑福亭鶴瓶も吉岡里帆も、この役を演じるために手話をかなり練習したんだろうなあ。
静と出会う圭一(中島裕翔)もユニークなキャラクターでした。
]]>来賓挨拶をする菅大阪労連議長
新年度活動方針案を提案する青山北河内地区協議会事務局長
私も門真市職労役員への不当処分撤回闘争支援のお礼と報告をしました。
2023年9月12日、青木理「カルト権力 公安、軍事、宗教侵蝕の果てに」を読み終えました。
公安警察権力や警察が国民を監視し、権力に都合のいいように動いて冤罪まで引き起こす実態なども書かれていました。戦前の時代のようで怖くなりました。
◆目次(「BOOK」データベースより)
序章 あの事件の前と後
第1章 カルト権力批判
第2章 事件以後―理の眼1
第3章 ルポ・町工場vs公安警察
第4章 反警察国家
第5章 事件以前―理の眼2
2023年9月9日㈯午後7時から、幣原喜重郎生誕150年記念事業映像作品、映画「しではら-かどま市が生んだ日本の総理-」の上映会がルミエールホール・小ホールで開催され、参加してきました。
実行委員長の酒井さんの挨拶
まず最初に旧門真南高校放送部制作ドキュメント「幣原喜重郎」が上映されました。1995年、戦後50年を記念して制作されたもので、門真市の市史編纂室の職員だった大野さんや柴田さんがコメントされていたのが懐かしい。
続いて、映画「しではら」の監修もされた堀尾輝久氏(東大名誉教授)のビデオメッセージ
映画監督の齋藤勝さんやキャスト、スタッフの紹介と挨拶
映画「しではら」上映
映画では、門真で誕生した幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)の足跡をたどり、平和を希求して9条の理念にいきついた幣原を堀尾輝久氏(東大名誉教授)の解説を軸に戦争放棄を伝えるマッカーサーとの会談やそれを裏付ける幣原の秘書官平野三郎氏の回想場面など再現ドラマも交えて描かれていました。
「われわれの敵は、ロシアでもアメリカでもない。資本主義でもなく、共産主義でもない。人類共通の敵は、戦争そのものである。」(幣原喜重郎)
上映会の資料に記されていて、映画でも幣原がマッカーサーに語った言葉
2023年9月6日、安田菜津紀「国籍と遺書、兄への手紙―ルーツを巡る旅の先に」 を読み終えました。
テレビの「サンデーモーニング」でコメンテーターとして出演の安田菜津紀さん。自分の父親が在日コリアン二世であることを知ったことから、自分のルーツを探しながら、日本の社会などについて書かれています。
◆目次
プロローグ / 第1章 旅のはじまり / 第2章 「家族とは何か」から「故郷とは何か」へ / 第3章 ルーツをたどって / 第4章 残された手がかりをつなぎ合わせて / 第5章 ヘイトは止まらない濁流のように / 第6章 祖父母の「故郷」、韓国へ / エピローグ / 感謝を込めて
私も門真市職労公平委員会闘争支援のお礼と闘争の報告をしてきました。
報告をする坂田都市職部会事務局長(大阪自治労連衛都連書記長)
発言をする荒田衛都連委員長
]]>川床料理「四季 よし菜」
鴨川
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)天台宗の開祖「最澄」が創立した寺院で国の史跡。京都五ケ室門跡(妙法院・三千院・曼殊院・毘沙門堂・青蓮院)の一つ。「三千院」、「妙法院」と並ぶ天台宗三門跡。
宸殿(しんでん)狩野派障壁画 濱松図
宸殿(しんでん) 杉戸に描かれた羽孔雀の絵
大玄関(車寄せ)襖絵 日月松桜百鶴絵
華頂殿 木村英輝筆の襖絵
伝相阿弥作の築山泉水庭
小御所 衝立
知恩院
2023年8月24日、枚方市職労不当労働行為闘争報告集会に参加してきました。上の写真は市本枚方市職労委員長の挨拶。
4年半にわたる枚方市長による不当労働行為行為に対する闘争に勝利したたたかいの報告集会です。大変うれしい集会でした。
私も門真市職労の公平委員会闘争の報告も併せてお祝いの挨拶をさせていただきました。
枚方市職労の皆さん、闘争勝利おめでとうございます。
集会の最後に参加者全員で記念写真
スタッフとして参加したので、ステージには僅かな時間しか居れませんでしたが、関西合唱団のうたごえ、なみはや高校吹奏楽部の演奏、そしてジャーナリストの西谷文和さんの講演「ウクライナ、アフガン戦争から憲法9条を考える」を観ることができました。
ロビーで展示
関西合唱団のうたごえ
なみはや高校吹奏楽部の演奏
ジャーナリストの西谷文和さんの講演
2023年8月4日、永井紗耶子「商う狼 江戸商人 杉本茂十郎」を読み終えました。今年6月に読んだ「木挽町のあだ討ち」が面白かったので永井紗耶子さんの別の作品を読んでみました。
この作品も面白い。理想を求めて改革に走る豪商の杉本茂十郎、そこに立ちはだかる江戸幕府の汚れた体制、一気に読ませます。
【本の紹介 ネットより】
甲斐の農家から江戸の飛脚問屋の養子となった茂十郎は、名を揚げた矢先に永代橋の崩落事故で妻子を失う。その悲しみを糧に、茂十郎は三橋会所頭取となり橋の運営に要する莫大な費用を集め、十組問屋を再編し、菱垣廻船を立て直して流通を一新。江戸の金の流れを掌握し、「狼」と恐れられながらも商いの道理を貫いた実在の改革者に迫る傑作歴史小説。
ディベートで考える「維新政治の是非」では、3つのテーマでディベート、賛成派と反対派のそれぞれの主張が面白く、わかりました。
大阪自治労連の坂田副委員長から大阪のまるわかり研究会の2023年報告がありました。