2024年2月19日、沢木耕太郎「旅のつばくろ」を読み終えました。今年の1月に読んだ沢木 耕太郎「飛び立つ季節 旅のつばくろ」の前作。
この本を読むとふらりと一人旅をしたくなります。
山形の遊佐から酒田まで列車に乗って見る鳥海山と田園風景、「風が強いところ」(高倉健)の青森の竜飛岬、紅葉が見事な軽井沢の雲場池、函館での店を転々とするうちに最上の店に到着する「藁しべ長者」のような「旅の長者」、北上駅の深夜の待合室での体験を書いた「夜のベンチ」など面白く読めました。
【本の概要(ネットより)】
つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい―。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻ほか、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。
【目次(ネットより)】
夢の旅/縁、というもの/贅沢の効用/近くても遠いところ/皮膚が変わる/絵馬の向こう側/朝日と夕日/点と線と面/がんばれ、宇都宮線!/心の華やぎ/終着駅/風の岬/なりつづける/人力飛行機/赤と青/最後の一瓶/ごめんなすって/太宰の座卓/初めての駅、初めての酒場/兼六園までI/兼六園までII/床しさや/小さいけれど/葉桜の季節に/情熱についてのレッスン/今が、時だ/旅の長者/子ネズミとばったり/臨海と林間/もうひとつの絶景/水で拭く/寄り道の効用/過去への回路/浄土ヶ浜から/あの夏、私は……/書物の行方/車中の会話/駱駝に乗って/一瞬と一瞬/雪/夜のベンチ/あとがき
]]>2024年2月18日、じゃがいもを植えました。春じゃがいもの栽培は2回目。種いもを畝に置き、化成肥料を間に撒き、籾殻を撒いて、土をかぶせました。その上にマルチシートをかぶせました。
植えた種いもは、左の畝にきたかむい(男爵薯タイプ)、右の畝にホッカイコガネ(メークインタイプ)。
2024年2月15日、植えていたにんじん(時なし五寸人参)と大根(総太り大根)を引き上げました。 それぞれ小粒。特に大根は葉っぱを何者かにかじられてしまって成育できました。
人参は夕飯に生のサラダとして食べました。
今度の日曜日にじゃがいもを植えつけるために畝を耕しました。
梅の花が咲いていました
]]>2024年2月12日、大阪自治労連第93回中央委員会が大阪グリーン会館で開催され、出席してきました。
私も門真市職労役員への当局の不当な処分撤回をめざすたたかいの決意を発言しました。
中央委員会では大阪自治労連春闘方針等が決定されました。「仲間を増やし、大幅賃上げと人員増を実現しよう! 公共を住民の手に取り戻す2024春闘に」、大阪自治労連の2024春闘スローガンです。
写真は開会挨拶をする坂田大阪自治労連委員長。
]]>2024年2月11日、「2024神戸バレンタイン・ラブラン」というマラソン大会でハーフマラソンに出ました。6年ぶりのハーフマラソンの出場で、記録は2時間10分。私のハーフマラソンの自己記録ベスト3に入る好記録で満足です。
この大会の時間制限が2時間30分なので完走を目標にしていましが、2時間切りも狙おうかと思うぐらいに調子が良かったです。最後はコースのアップダウンで時間が遅くなってしまいました。
昼食は長田本庄軒三宮センタープラザ店でのぶっかけ焼きそば大盛りを食べました。人気店で30分程度待ったけど、太麺とソース、ぶっかけ(すじ肉とコンニャクを煮込んだもの)を焼いて、癖になる味です。30分待つだけの美味しさ、納得です。飲み物はレモンたっぷりの長田レモンサワー。
]]>2024年1月27日、大阪松竹座「Night KABUKI in Osaka Dotonbori」に行ってきました。
一部では、歌舞伎について、外国人にも、歌舞伎初心者にもわかるように説明してくれました。俳優の演技を効果的に見せる「ツケ」も説明してくれました。
「歌舞伎」の「歌」は音楽、「舞」は舞踊、「伎」は役者や役者のわざ(演技)をさし、奇抜な身なりや行動をすることを指す「傾(かぶ)く」という言葉が語源となるそうです。
観客に舞台に出て実演を演じてもらう特別な企画がありました。
舞台に出た観客4人とも外国人でした
「立廻り」も解説
二部は「操り三番叟」。三番叟の操り人形と、人形を操る後見との息の合った動きも圧巻でした。
2024年1月20日、ルミエールホール・大ホールで開催された関西フィルハーモニー管弦楽団の華麗なるニューイヤーコンサートに行ってきました。
指揮者の藤岡幸夫さんが演奏曲や作曲家についてのエピソードを紹介してくださって、楽しいコンサートになりました。
[プログラム]
【第1部】
●スタイナー:風と共に去りぬ
●シフリン:「ミッション・インポッシブル」テーマ
●久石 譲:Stand Alone
●甲田 雅人:「モンスターハンター」より "英雄の証"
●K&R.ロペス:「アナと雪の女王」メドレー
●ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」より "レイダース・マーチ"
【第2部】
●スッペ:「詩人と農夫」序曲
●ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ●ヨハン・シュトラウス2世:雷鳴と電光
●ヨゼフ・シュトラウス:憂いもなく
●ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲
●エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アンコールはヨハン・シュトラウス1世のラディキー行進曲
]]>2024年1月19日、岸和田市の蜻蛉池公園の水仙郷で水仙を見てきました。水仙郷に近ずくと、水仙の甘い香りがしてきます。
水仙郷の近くには梅も咲いていました。
]]>オープニングは門真市職労組合員の獅子舞
主催者挨拶をする岩下委員長
来賓挨拶をする坂田大阪自治労連委員長
来賓挨拶をする伊佐衆議院議員
来賓挨拶をする宮本門真市長
来賓挨拶をする泰江大阪府議会議員
来賓挨拶をする門真市議会議員の皆さん
左から坂本議員、松本議員、豊北議員、片平議員
門真市職労退職者会の南さんによる安来節
写真を載せられないのは残念ですが、保育所支部の出し物「手品」で、会場は大いに盛り上がりました。
]]>2024年1月11日、宮崎亮「僕の好きな先生」を読み終えました。
かまいたち・濱家隆一さんが「マジで先生に会ってるか、会ってないかで 人生めちゃくちゃ変わってたと思います」とした教師・久保敬さんを取材した本。
2021年4月、新型コロナウイルスの第4波で感染者が急増したときに、大阪市の松井一郎市長(当時)が「小中学校は自宅オンライン学習を基本とする」と宣言、教育現場や家庭を混乱させました。
その際、一方的な判断だと批判する提言書を松井市長らに郵送した大阪市内の公立小学校の校長先生が、久保敬さん。
定年退職前に現職の校長として大阪市長に提言したのは、「この世の中はこんなものではない」と子どもたちに示すためだったといいます。 子どもたちに寄り添う教育のあり方を追求した教師・久保敬さんが描かれています。
2024年1月7日、NHK朝ドラ「ブギウギ」第66話を見ました。淡谷のり子がモデルの茨田りつ子が鹿児島の若い特攻隊員たちの前で、「別れのブルース」を歌うシーンには感動しました。
りつ子の歌を聞いた特攻隊員たちが出陣する覚悟を得たと「ありがとうございました」「決心がつきました」「思い残すことはありません」と御礼の言葉を発するシーン、りつ子に軍隊を歌うよう命令した教官が、りつ子と特攻隊員との会話に号泣するシーン、歌い終わったりつ子が舞台袖で泣き崩れるシーンなど、戦争の非常さを描きだしていました。
]]>2024年1月7日、1月4日放送された松本清張ドラマ「ガラスの城」を見ました。
前日見た「顔」と違って、この原作も、ドラマも見たこともありませんでしたが、「顔」以上に面白く見れました。
松本清張の小説には、地味で社員にお金を貸す女性が登場することがありましたが、このドラマもそんな女性が主人公になっていました。
【あらすじ(番組ホームページより)】
都心にガラス張りの立派なオフィスを構える大手商社「實友商事」。さまざまな欲望を隠し持つエリートたちが集まる同社の次世代エネルギー部で、久々に社員旅行が開催されることになった。
静岡で行われる展示会の後、慰労も兼ね、修禅寺で一泊しようというのだ。ほかの社員との付き合いが皆無に等しい地味な一般職・的場郁子(波瑠)、そして出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃)はそれぞれ、まるで気が進まないものの渋々参加。旅館で行われた宴会でも社員たちが盛り上がる中、的場は食事を終えるや、そそくさと退席してしまう。
一方、宴会後に散歩に出かけた三上は、薄暗い竹藪道で“まさかの光景”を目撃する。なんと出世街道まっしぐらのエリート部長・杉岡久一郎(丸山智己)が、旅館の浴衣を着た誰かと親密に寄り添っていたのだ! これは…社員旅行に便乗した社内不倫!? 偶然つかんだ不倫疑惑に思わず胸が躍った三上は、顔までは見えなかった相手の正体を密かに詮索し始める。
その直後、“とんでもない事件”が発生する。なんと、急用で先に帰京したはずの杉岡がそのまま行方をくらまし、修禅寺近くの工事現場で遺体となって発見されたのだ!
社の名誉を重んじる次長・野村俊一(武田真治)が箝口令を敷く中、杉岡の死の真相を探るべく独自捜査を始めた三上は、非公開のSNSダイアリーで推理を展開。
そんな折、遺体発見現場を訪れた三上は、的場も入れ違いでやって来て、土を持ち帰ったことを知る。
そう、推理小説が好きな的場もまた事件に興味を持ち、独自捜査に着手していたのだ。しかも、的場は杉岡の家までも突撃! 何とも怪しい行動を取り…!?
さらに不穏な出来事は続く。出世したい一心で杉岡に取り入っていたもう一人の次長・富崎弥大(塚本高史)の妻が急死。時を同じくして、三上の身の上にもぞっとするような異変が起こり…! 負の連鎖が止まらない謎多き社内殺人事件。
そんな中、事件を捜査する静岡県警の刑事・倉田文則(?嶋政伸)は、後輩刑事・佐原壮馬(満島真之介)に的場をマークするよう指示。 佐原は的場が犯人ではないかと怪しみながらも、彼女の独自捜査に同行するのだが…!?
]]>2024年1月6日、今年1月3日に放送された松本清張 ドラマ「顔」 を見ました。
松本清張の「顔」は、原作も読み、ドラマも2回(2009年の谷原章介主演、2013年の松雪泰子主演)見たことがありましたが、今回のドラマ「顔」も現代版に脚色されていて、十分に楽しめました。
【ドラマ内容(番組ホームページより抜粋)】
武井咲が松本清張作品で再び《悪女》に!後藤久美子と初共演にしてW主演!
今作で後藤とともにW主演を務めるのは、2017年に木曜ドラマ枠で放送された『黒革の手帖』で松本清張作品に初主演、主人公の原口元子役を好演した武井咲! 美しい着物姿と明晰な頭脳で男たちを次々と翻弄していく悪女ぶりは、世代を問わず視聴者を釘付けにしました。
そして同作の続編として制作されたドラマスペシャル『黒革の手帖〜拐帯行〜』(2021年)でも、その悪女ぶりは健在。松本清張作品の“悪女”として確固たる地位を築いた武井が、今作『顔』で後藤と対峙することになります。
そんな、当代きっての美しき女優2人を迎えてお届けするのが、松本清張が1956年に発表した短編小説『顔』。これまで幾度となく実写化されてきた不朽の名作を、現代版へと大胆にアップデート!
今作で武井が演じるのは、音楽界を席巻する《覆面アーティスト》、井野聖良(いの・せいら)。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには“ある理由”があったのです。それは、彼女が「殺人犯」だったから――。
一方、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物が、後藤演じる石岡弓子(いしおか・ゆみこ)。人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することになります。
殺人を犯した《覆面アーティスト》と、殺人犯を目撃した《弁護士》――2人が再び出会うとき、果たしてどんな物語が動き出すのか…?
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2024年1月4日、沢木 耕太郎「飛び立つ季節 旅のつばくろ」を読み終えました。
計画にない思いがけないところで出会って感動したことを綴った旅エッセイです。
青森・黒石の落合温泉、福島県二本松 安達太良山の麓にある岳(だけ)温泉、クラシックな造りのJR日光駅の駅舎、福岡県の秋月などこの本で紹介されているところに旅行したくなります。
【目次】
雨雲からの逃走/心残り/続けて通えば/ぽつりぽつりと/地下広場/蜜柑とアンパン/風景をつなげる/旅のリンゴ/いつか棚/待てば海路の/秋の祝福/竹林を歩きながら/逗留/天城越え/連れられて/すれ違い/訊ねることから/八雲のまなざし/静寂の中/崩れるままに/蝉のレスキュー/どちらが先か/幻の占い師/滝は流れる/衣笠/夢/木造駅舎/日光号/隙間を空ける/時のふりかけ/黄金の刻/もうひとつの黄金の刻/赤いポスト/クラシック/記憶のかけら/飛び立つ季節――あとがき
【内容(ネットより)】
16歳のとき初めて一人で旅した秋田県男鹿半島、檀一雄の墓に参った福岡県柳川、吉永小百合と語り合った伊豆の修善寺……旅先での風景を前に、「あの頃」と「いま」が交錯する。
JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で人気を博した連載などから35編を収録、『深夜特急』の著者が気の向くままに歩き続けた、国内旅エッセイ集。
]]>2024年1月4日、今日から仕事始め。大阪自治労連2024年新春旗開き学習会に参加してきました。
学習会では「私たちの仕事と日本国憲法〜公務公共の職場において〜」と題して、伊藤 真弁護士(伊藤塾塾長、法学館憲法研究所所長)が日本国憲法について熱く語られました。
憲法とは国家権力を制限して国民の権利・自由を守る法であること、憲法は理想かもしれないが憲法の理想に現実を近づけることこそ必要、Festina Lente(ゆっくり急げ) 慌てず、焦らず、諦めず、一歩一歩が大切など印象に残る言葉です。
1時間半の講演でしたが、内容豊富で、講演資料をじっくり読みかえしたいと思います。
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