2024年3月27日、たかの てるこ「純情ヨーロッパ 呑んで、祈って、脱いでみて 西欧&北欧編」を読み終えました。
たかのてるこさんのヨーロッパでの人々との楽しい出会いが書かれた旅行記。いつか、ヨーロッパに行きたくなります。
【本の内容(ネットより)】
『ガンジス河でバタフライ』の著者、初めての本格ヨーロッパ旅。〈ヌーディスト・ビーチの聖地〉で真っ裸になる!「人生最大の冒険」に出るつもりで、18年勤めた会社を辞め、欧州21ヵ国をめぐる、2ヵ月間・15000キロの鉄道旅に出た、てるこ。正直、「お高くとまってキザなイメージ」の欧州が超苦手だったものの、意外や意外! 気取らず自然体で、純情なヨーロッパの人たち。ヌーディスト・ビーチでは裸のつき合い、〈奇跡の聖地〉の夜のろうそくミサで祈り、旅先で意気投合した人と食べ、呑み、語り、笑い合うにつれ「自分が自分であること」に居心地よくなっていく、究極のヒーリング旅!読むと元気がでる! 痛快ハチャメチャ紀行エッセイ〈西欧&北欧編〉。*本作の続編は『人情ヨーロッパ 人生、ゆるして、ゆるされて〈中欧&東欧編〉』
【目次と読書メモ】
序章 私がヨーロッパを苦手だったワケ
呑んで 真夏の“ヨーロッパの洗礼”
?デンマーク★コペンハーゲン 「世界一幸福な国」の、超シンプル“幸せの秘訣”
デンマークのレストランのおっちゃん「僕たちはデンマークを愛してる」「みーんな平等がモットーの国」「税金が貯金通帳」「医療も介護もタダだし、福祉が充実してるから将来の不安はないよ。大学まで学費はタダだし、大学生になれば国から生活費は出るから、子どもにお金がかからないしね」「みんなでハッピーが一番さ。僕らは、みんながみんなのために働いているからね」
デンマークの生んだアンゼルセンの童話 みんな平等の精神
「みんなと違ってもいいんだよ」と教えてくれた「みにくいアヒルの子」、「どんな人も変わることができる」と教えてくれた「雪の女王」、「偉そうにしている人は恥ずかしい大人」と教えてくれた「裸の王様」
?オランダ★アムステルダム 「ラブ&フリー」な金髪のイケメン兄ちゃんと呑んだくれ
アムステルダムの人口は半数以上が非西洋人
オランダは残業が法律で禁止。サービス残業、「信じられない!現代とは思えない奴隷制」
「オランダ人は基本、週休3日だし、週休4日も珍しくないよ」
オランダは80年代は大不況で失業率が12%を超えていたものの、労働時間を短くして雇用を分け合う「ワークシェアリング」を導入した結果、失業率が下がり、経済も良くなった。
「同一労働、同一賃金」が徹底されている
?ベルギー★ブリュッセル― 「ビール王国」で世界中の人とチンチン(乾杯)しまくる夜
?ドイツ★バッハラッハ 絶景「古城ユースホステル」で柔道同好会とビール宴会
シュターレック城にあるユースホステル
祈って 愛とセックスのあいだ
?フランス★パリ 純情ゲイカップルの宿で、「史上最強のセックス談義」
?フランス★ルルド 奇跡の聖地「ルルドの泉」で起きたミラクル
?ポルトガル★ナザレ― 漁師町の「ミニスカの可愛いばあちゃん」と下ネタ女子会
脱いでみて 身体で感じるヨーロッパ
?ポルトガル★リスボン ハーフの美人天使と「路地裏のファドバー」
?スペイン★セビリア 深夜0時開店!「フラメンコバル」で大合唱
アンダルシア州都 セビリア
フラメンコ発祥の地
アンセルマ 参加型のフラメンコバル
老舗タブラオ「Los Gallos/ロス・ガリョス」
?フランス★アグド― 「ヌーディストの聖地」で“真っ裸”デビュー
?モナコ公園 「セレブ気分の海洋療法」で、ケツに放尿の荒行
あらゆる税金は「みんなでよりよい社会を作るための会費」なのに、税金を払いたくないばっかりに、税金がかからないモナコに移住する富裕層
CF
デンマークのレストランのおっちゃん「みんなでハッピーが一番さ。僕らは、みんながみんなのために働いているからね」
?イタリア★フィレンツェ― 33歳まで処女だった友が「国際結婚した謎」に迫る
?イタリア★ローマ&バチカン 「ローマの休日」で痛感した「欧州のバカンス」
参加者で会場が満席になり、弁護団の弁護士の方からの確信のある報告や激励と連帯のスピーチで元気になるつどいとなりました。
つどいに参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
北河内地域を中心に活動している竹伏トリオの歌と演奏でスタート
3人が主催者を代表して挨拶
門真市職労の岩下執行委員長
大阪自治労連の坂田執行委員長
大阪労連北河内地区協議会の田中元議長をしました。
弁護団の冨田弁護士、豊川弁護士が裁判の意義やポイント等を報告してくれました。
門真市職労役員2人が、不当な懲戒処分の取消と公平委員会裁決の取消を求めて、3月1日、大阪地方裁判所に提訴しました。
2020年10月14日、門真市長が市職労役員2人におこなった懲戒処分は、労使合意により長年にわたって認められてきた勤務時間内の交渉に係わる組合活動に対して、市職労と何らの見直し協議も行わないばかりか、当該役員に注意することもなく離席を認めながら、秘密裡に約半年間にわたり観察記録し、職場離脱と決めつけて行った「だまし討ち」のようなものです。
懲戒権の濫用、労働組合の正当な活動に対する不利益取扱いの不当労働行為と言わざるを得ません。労働者の団結権を保障した憲法28条を脅かすものです。不当且つ違法なものです。
二人の市職労役員は懲戒処分の取消を求めて、2020年12月に公平委員会に審査請求を行いました。しかしながら、公平委員会は請求を棄却するという不当な裁決を2023年9月に下しました。それは同じ法律事務所出身で大阪市での代理人として職員や労働組合を批判する主張をおこなっていた二人の弁護士の一方が門真市の顧問弁護士、他方が門真市の公平委員を務めて、今回の公平委員会の審理・裁決したものです。公平さが疑われ、違法なものです。
激励と連帯のスピーチ
大阪労連の菅議長
大阪自治労連北河内地区協議会の市本議長(枚方市職労委員長)
大阪パルコープ労働組合の森尾副委員長
門真・守口生活と健康を守る会 の江田事務局長
門真市職労退職者会の井本会長
原告2人から集会参加者へのお礼と裁判勝利の決意を語りました。
東門真市職労現特別執行委員(当時副執行委員長)
西本門真市職労現書記長(当時執行委員長)
最後に司会者から不当処分撤回を求めての第1回口頭弁論(5月9日13時10分から810号法廷)の傍聴や署名、署名提出、裁判所前宣伝などの「門真の『だまし討ち』処分取消裁判を支援する会」の取り組みへの協力を呼びかけて、つどいを終了しました。
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2024年2月19日、沢木耕太郎「旅のつばくろ」を読み終えました。今年の1月に読んだ沢木 耕太郎「飛び立つ季節 旅のつばくろ」の前作。
この本を読むとふらりと一人旅をしたくなります。
山形の遊佐から酒田まで列車に乗って見る鳥海山と田園風景、「風が強いところ」(高倉健)の青森の竜飛岬、紅葉が見事な軽井沢の雲場池、函館での店を転々とするうちに最上の店に到着する「藁しべ長者」のような「旅の長者」、北上駅の深夜の待合室での体験を書いた「夜のベンチ」など面白く読めました。
【本の概要(ネットより)】
つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい―。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻ほか、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。
【目次(ネットより)】
夢の旅/縁、というもの/贅沢の効用/近くても遠いところ/皮膚が変わる/絵馬の向こう側/朝日と夕日/点と線と面/がんばれ、宇都宮線!/心の華やぎ/終着駅/風の岬/なりつづける/人力飛行機/赤と青/最後の一瓶/ごめんなすって/太宰の座卓/初めての駅、初めての酒場/兼六園までI/兼六園までII/床しさや/小さいけれど/葉桜の季節に/情熱についてのレッスン/今が、時だ/旅の長者/子ネズミとばったり/臨海と林間/もうひとつの絶景/水で拭く/寄り道の効用/過去への回路/浄土ヶ浜から/あの夏、私は……/書物の行方/車中の会話/駱駝に乗って/一瞬と一瞬/雪/夜のベンチ/あとがき
]]>2024年2月18日、じゃがいもを植えました。春じゃがいもの栽培は2回目。種いもを畝に置き、化成肥料を間に撒き、籾殻を撒いて、土をかぶせました。その上にマルチシートをかぶせました。
植えた種いもは、左の畝にきたかむい(男爵薯タイプ)、右の畝にホッカイコガネ(メークインタイプ)。
2024年2月15日、植えていたにんじん(時なし五寸人参)と大根(総太り大根)を引き上げました。 それぞれ小粒。特に大根は葉っぱを何者かにかじられてしまって成育できました。
人参は夕飯に生のサラダとして食べました。
今度の日曜日にじゃがいもを植えつけるために畝を耕しました。
梅の花が咲いていました
]]>2024年2月12日、大阪自治労連第93回中央委員会が大阪グリーン会館で開催され、出席してきました。
私も門真市職労役員への当局の不当な処分撤回をめざすたたかいの決意を発言しました。
中央委員会では大阪自治労連春闘方針等が決定されました。「仲間を増やし、大幅賃上げと人員増を実現しよう! 公共を住民の手に取り戻す2024春闘に」、大阪自治労連の2024春闘スローガンです。
写真は開会挨拶をする坂田大阪自治労連委員長。
]]>2024年2月11日、「2024神戸バレンタイン・ラブラン」というマラソン大会でハーフマラソンに出ました。6年ぶりのハーフマラソンの出場で、記録は2時間10分。私のハーフマラソンの自己記録ベスト3に入る好記録で満足です。
この大会の時間制限が2時間30分なので完走を目標にしていましが、2時間切りも狙おうかと思うぐらいに調子が良かったです。最後はコースのアップダウンで時間が遅くなってしまいました。
昼食は長田本庄軒三宮センタープラザ店でのぶっかけ焼きそば大盛りを食べました。人気店で30分程度待ったけど、太麺とソース、ぶっかけ(すじ肉とコンニャクを煮込んだもの)を焼いて、癖になる味です。30分待つだけの美味しさ、納得です。飲み物はレモンたっぷりの長田レモンサワー。
]]>2024年1月27日、大阪松竹座「Night KABUKI in Osaka Dotonbori」に行ってきました。
一部では、歌舞伎について、外国人にも、歌舞伎初心者にもわかるように説明してくれました。俳優の演技を効果的に見せる「ツケ」も説明してくれました。
「歌舞伎」の「歌」は音楽、「舞」は舞踊、「伎」は役者や役者のわざ(演技)をさし、奇抜な身なりや行動をすることを指す「傾(かぶ)く」という言葉が語源となるそうです。
観客に舞台に出て実演を演じてもらう特別な企画がありました。
舞台に出た観客4人とも外国人でした
「立廻り」も解説
二部は「操り三番叟」。三番叟の操り人形と、人形を操る後見との息の合った動きも圧巻でした。
2024年1月20日、ルミエールホール・大ホールで開催された関西フィルハーモニー管弦楽団の華麗なるニューイヤーコンサートに行ってきました。
指揮者の藤岡幸夫さんが演奏曲や作曲家についてのエピソードを紹介してくださって、楽しいコンサートになりました。
[プログラム]
【第1部】
●スタイナー:風と共に去りぬ
●シフリン:「ミッション・インポッシブル」テーマ
●久石 譲:Stand Alone
●甲田 雅人:「モンスターハンター」より "英雄の証"
●K&R.ロペス:「アナと雪の女王」メドレー
●ジョン・ウィリアムズ:「インディ・ジョーンズ」より "レイダース・マーチ"
【第2部】
●スッペ:「詩人と農夫」序曲
●ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ●ヨハン・シュトラウス2世:雷鳴と電光
●ヨゼフ・シュトラウス:憂いもなく
●ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲
●エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
アンコールはヨハン・シュトラウス1世のラディキー行進曲
]]>2024年1月19日、岸和田市の蜻蛉池公園の水仙郷で水仙を見てきました。水仙郷に近ずくと、水仙の甘い香りがしてきます。
水仙郷の近くには梅も咲いていました。
]]>オープニングは門真市職労組合員の獅子舞
主催者挨拶をする岩下委員長
来賓挨拶をする坂田大阪自治労連委員長
来賓挨拶をする伊佐衆議院議員
来賓挨拶をする宮本門真市長
来賓挨拶をする泰江大阪府議会議員
来賓挨拶をする門真市議会議員の皆さん
左から坂本議員、松本議員、豊北議員、片平議員
門真市職労退職者会の南さんによる安来節
写真を載せられないのは残念ですが、保育所支部の出し物「手品」で、会場は大いに盛り上がりました。
]]>2024年1月11日、宮崎亮「僕の好きな先生」を読み終えました。
かまいたち・濱家隆一さんが「マジで先生に会ってるか、会ってないかで 人生めちゃくちゃ変わってたと思います」とした教師・久保敬さんを取材した本。
2021年4月、新型コロナウイルスの第4波で感染者が急増したときに、大阪市の松井一郎市長(当時)が「小中学校は自宅オンライン学習を基本とする」と宣言、教育現場や家庭を混乱させました。
その際、一方的な判断だと批判する提言書を松井市長らに郵送した大阪市内の公立小学校の校長先生が、久保敬さん。
定年退職前に現職の校長として大阪市長に提言したのは、「この世の中はこんなものではない」と子どもたちに示すためだったといいます。 子どもたちに寄り添う教育のあり方を追求した教師・久保敬さんが描かれています。
2024年1月7日、NHK朝ドラ「ブギウギ」第66話を見ました。淡谷のり子がモデルの茨田りつ子が鹿児島の若い特攻隊員たちの前で、「別れのブルース」を歌うシーンには感動しました。
りつ子の歌を聞いた特攻隊員たちが出陣する覚悟を得たと「ありがとうございました」「決心がつきました」「思い残すことはありません」と御礼の言葉を発するシーン、りつ子に軍隊を歌うよう命令した教官が、りつ子と特攻隊員との会話に号泣するシーン、歌い終わったりつ子が舞台袖で泣き崩れるシーンなど、戦争の非常さを描きだしていました。
]]>2024年1月7日、1月4日放送された松本清張ドラマ「ガラスの城」を見ました。
前日見た「顔」と違って、この原作も、ドラマも見たこともありませんでしたが、「顔」以上に面白く見れました。
松本清張の小説には、地味で社員にお金を貸す女性が登場することがありましたが、このドラマもそんな女性が主人公になっていました。
【あらすじ(番組ホームページより)】
都心にガラス張りの立派なオフィスを構える大手商社「實友商事」。さまざまな欲望を隠し持つエリートたちが集まる同社の次世代エネルギー部で、久々に社員旅行が開催されることになった。
静岡で行われる展示会の後、慰労も兼ね、修禅寺で一泊しようというのだ。ほかの社員との付き合いが皆無に等しい地味な一般職・的場郁子(波瑠)、そして出世頭のバリキャリ課長・三上田鶴子(木村佳乃)はそれぞれ、まるで気が進まないものの渋々参加。旅館で行われた宴会でも社員たちが盛り上がる中、的場は食事を終えるや、そそくさと退席してしまう。
一方、宴会後に散歩に出かけた三上は、薄暗い竹藪道で“まさかの光景”を目撃する。なんと出世街道まっしぐらのエリート部長・杉岡久一郎(丸山智己)が、旅館の浴衣を着た誰かと親密に寄り添っていたのだ! これは…社員旅行に便乗した社内不倫!? 偶然つかんだ不倫疑惑に思わず胸が躍った三上は、顔までは見えなかった相手の正体を密かに詮索し始める。
その直後、“とんでもない事件”が発生する。なんと、急用で先に帰京したはずの杉岡がそのまま行方をくらまし、修禅寺近くの工事現場で遺体となって発見されたのだ!
社の名誉を重んじる次長・野村俊一(武田真治)が箝口令を敷く中、杉岡の死の真相を探るべく独自捜査を始めた三上は、非公開のSNSダイアリーで推理を展開。
そんな折、遺体発見現場を訪れた三上は、的場も入れ違いでやって来て、土を持ち帰ったことを知る。
そう、推理小説が好きな的場もまた事件に興味を持ち、独自捜査に着手していたのだ。しかも、的場は杉岡の家までも突撃! 何とも怪しい行動を取り…!?
さらに不穏な出来事は続く。出世したい一心で杉岡に取り入っていたもう一人の次長・富崎弥大(塚本高史)の妻が急死。時を同じくして、三上の身の上にもぞっとするような異変が起こり…! 負の連鎖が止まらない謎多き社内殺人事件。
そんな中、事件を捜査する静岡県警の刑事・倉田文則(?嶋政伸)は、後輩刑事・佐原壮馬(満島真之介)に的場をマークするよう指示。 佐原は的場が犯人ではないかと怪しみながらも、彼女の独自捜査に同行するのだが…!?
]]>2024年1月6日、今年1月3日に放送された松本清張 ドラマ「顔」 を見ました。
松本清張の「顔」は、原作も読み、ドラマも2回(2009年の谷原章介主演、2013年の松雪泰子主演)見たことがありましたが、今回のドラマ「顔」も現代版に脚色されていて、十分に楽しめました。
【ドラマ内容(番組ホームページより抜粋)】
武井咲が松本清張作品で再び《悪女》に!後藤久美子と初共演にしてW主演!
今作で後藤とともにW主演を務めるのは、2017年に木曜ドラマ枠で放送された『黒革の手帖』で松本清張作品に初主演、主人公の原口元子役を好演した武井咲! 美しい着物姿と明晰な頭脳で男たちを次々と翻弄していく悪女ぶりは、世代を問わず視聴者を釘付けにしました。
そして同作の続編として制作されたドラマスペシャル『黒革の手帖〜拐帯行〜』(2021年)でも、その悪女ぶりは健在。松本清張作品の“悪女”として確固たる地位を築いた武井が、今作『顔』で後藤と対峙することになります。
そんな、当代きっての美しき女優2人を迎えてお届けするのが、松本清張が1956年に発表した短編小説『顔』。これまで幾度となく実写化されてきた不朽の名作を、現代版へと大胆にアップデート!
今作で武井が演じるのは、音楽界を席巻する《覆面アーティスト》、井野聖良(いの・せいら)。美しい顔と歌声を持ちながら、聖良が「顔を出さないこと」を条件にアーティスト活動をするのには“ある理由”があったのです。それは、彼女が「殺人犯」だったから――。
一方、殺人を犯した現場から立ち去る聖良を唯一目撃していた人物が、後藤演じる石岡弓子(いしおか・ゆみこ)。人権派の弁護士で、ある出来事をきっかけに聖良と再会することになります。
殺人を犯した《覆面アーティスト》と、殺人犯を目撃した《弁護士》――2人が再び出会うとき、果たしてどんな物語が動き出すのか…?
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