2018.10.01 Monday

宮本憲一 ・白藤博行 「翁長知事の遺志を継ぐ 辺野古に基地はつくらせない」

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     2018年10月1日読了。沖縄県知事選挙結果は、この本の表題のとおり「翁長知事の遺志を継ぐ」こととなりました。沖縄と日本の未来にとって歴史的勝利です。

     若干の読了メモ
    【基地による経済的自立の阻害】
    米軍関係者は日米地位協定によって、ほとんどの公租公課を免除
    自治体の立場からすると、米軍基地によって騒音など多大な被害を受けている上に、様々な公共サービスを提供しているにもかかわらず、課税権を行使できないことを意味する。

    ・沖縄にいるアメリカの海兵隊は、中国が専有を狙っている尖閣諸島を防衛する突撃部隊ではない。(海兵隊のための辺野古新基地建設に反対するのは、中国を利するため、中国から金を得て反対運動が行われている、という事実無根のデマ)
    【日米の取り決め】
    ・アメリカ政府の見解「米国は、尖閣の最終的領有権については、中立」
    ・2015年に策定された日米防衛強力のための指針では、尖閣での防衛は、自衛隊が「一義的」な責任を負うこと、米軍の役割は、「支援と補完」にしか過ぎない。
    【軍事機能】
    ・海兵隊オスプレイは、辺野古から尖閣に飛び、尖閣を守ってくれると日本では信じられているが、海兵隊オスプレイの役割は、地上戦闘員を訓練場に運ぶ「通勤バス」。輸送機なので、武装はしていないから、前線ではなく後方。

    目次
    ●第I部 傍若無人な国の埋立工事強行は許せない
    1 沖縄をアジアの平和と環境と自治の「発信地」に─翁長さんの遺志を(宮本憲一)
    2 辺野古訴訟で問われてきたもの(紙野健二)
    3 世界に誇る辺野古・大浦湾の自然と迫る危機(安部真理子)
    4 かけがえのない沖縄島の自然を次世代につなぐ─辺野古・大浦湾を守る意味はなにか(亀山統一)
    5 基地による経済的自立の阻害は許せない(川瀬光義 )

    ●第II部 飛び立つ沖縄未来へのメッセージ
    1 翁長知事─残したものと遺志の継承(仲地 博)
    2 沖縄と憲法(高良鉄美)
    3 米国の海外基地と地位協定(我部政明)
    4 沖縄の平和(佐藤 学)
    5 沖縄の自治(島袋 純)
    6 脱「基地経済」に挑む沖縄経済(前泊博盛)
    7 「戦争はさせない」の心を受け継いで(島袋淑子)
    8 翁長知事の死を無にしてはならない(桜井国俊)
    2018.08.12 Sunday

    大矢 鞆音「もっと知りたい田中一村―生涯と作品 」

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       2018年8月12日読了。8月5日、日曜美術館で田中一村の特集をしていたのを見て、一村の絵が気にいったので、読んでみました。
       カラーで一村の作品と生涯を紹介していました。奄美大島の鳥と植物を描いた一村の作品は鮮やかで魅力的です。
       佐川美術館で今開催されている田中一村展や奄美大島の田中一村記念美術館に行きたくなります。
       
      2018.08.09 Thursday

      椎名誠「おなかがすいたハラペコだ 2 おかわりもういっぱい 」

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         2018 年8月9日読了。久しぶりのシーナさんのエッセイはやはり面白い。世界や日本各地の食材を使った食べ物を紹介してくれます。食事のひとときをおもしろ、おかしく、そしてその大事さを自由奔放に語ります。
         「ゲンゲ科のナンダ」の章では、高級魚と言われる「ナメタガレイ」が紹介されていました。妻の実家の富山で「ゲンゲ」というヌルヌルとしたコラーゲンたっぷりの魚が出ます。「ゲンゲ汁」として食べます。標準和名は「婆婆鰈」、鳥取では「ババア」と言われているのには笑えます。

        「おなかがすいたハラペコだ(1)」は、2016年9月に読んでいます。
        2018.08.05 Sunday

        佐藤 晃子 「 国宝の解剖図鑑」

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           2018 年8月5日読了。豊富なイラストと解説で国宝を解剖してくれて楽しめました。知らない国宝の凄さがわかります。
           2017年11月4日、京都国立博物館で開催されている国宝展(3期)に行ってきましたが、この本を事前に読んでおくべきでした。
          2018.07.27 Friday

          「『野武士のグルメ』巡礼ガイド」

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             2018 年7月27日読了。久住昌之原作、土山しげる画のグルメ漫画「野武士のグルメ」のドラマのガイドブック。土山しげるさんが、5月24日にがんのため68歳で亡くなったというニュースがあったので、「野武士のグルメ」を読んでいましたが、ドラマ化されていたのは知りませんでした。
             定年退職したばかりの男、香住武が、野武士になった気分で「食」を楽しみます。
             ドラマでは、竹中直人が香住を演じ、その妻を鈴木保奈美が演じていたのは以外でした。妻は、漫画では顔を全く見せていませんでした。野武士も漫画に比べてドラマではよく出ています。
            2018.06.29 Friday

            「漫画版 野武士のグルメ3」

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               2018年6月29日、読了。久住昌之原作、土山しげる画のグルメ漫画。土山しげるさんが、5月24日にがんのため68歳で亡くなったというニュースがあったので6月8日に読んだ「漫画版 野武士のグルメ 2」に続き、読んでみました。
               定年退職したばかりの男、香住武が、野武士になった気分で「食」を楽しみます。共感するところがあり、面白く読めました。
               掲載作品は、「文士の鰻重」「野武士のランチステーキ」「ハモニカ横丁のソーキそば」「野武士のおでん」「中野の甘味屋めし」「現代の大食堂」「町の寿司屋」など、楽しめました。
              2018.06.15 Friday

              青山透子「日航123便墜落の新事実−目撃証言から真相に迫る」

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                 2018年6月15日読了。
                 1985年8月12日、御巣鷹山に墜落した日航機123便墜落事故の原因を当時、生存者の一人である日航客室乗務員落合由美さんの同僚であった著者が、数々の目撃者の証言をもとに驚きの真相に迫っていきます。一気に読ませます。

                 政府が発表した圧力隔壁修理ミス原因説に対して、著者が疑問を持ち、取材を通じて次の真相を明らかにします。

                1. 完全炭化した遺体から推測できるのは,ガソリンとタールを混ぜたゲル化燃料を付着させる武器を使用した可能性がある。

                2. 被発表のファントム2機による墜落前の日航123便追尾は明確な事実である。

                3.墜落直前に赤い飛行機と思われた楕円や円筒形にみえる物体を目的した人がいた。

                 著者の以前発表した作品を読んだ早大法学部のある学生の感想文「墜落原因と今後の日米関係について」を紹介していました。著者の推理を代弁しているのではないでしょうか。感想文(抜粋)は次のとおり。

                 アメリカ側の異例な対応の早さは、なにか重大な過失がアメリカ側にあることを疑うことができる。日米両国の対応に疑惑が生じる。アメリカ側の不可解な行動、123便への外からの強力な衝撃、事故時に自衛隊が海上にいたこと。これらを考えると、日米軍の軍事訓練中におけるミサイルなどの試運転中に、それが飛行中のジャンボジェット機123便の垂直尾翼に命中し墜落事故になってしまったと考えられないだろうか。

                 アメリカ軍が関わっていることから当時の中曽根首相さえも真相にふたをしようとしていることが書かれています。この事件を通じてアメリカに従属している日本の政治体制がうかがえます。

                 しかし、日米のミサイル攻撃が日航機墜落事故の原因であり、それをもみ消すために一晩かけたのであれば、その間で救えた人がいたはずです。許せないことです。


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                2018.06.08 Friday

                「漫画版 野武士のグルメ 2」

                0


                   2018年6月8日、読了。久住昌之原作、土山しげる画のグルメ漫画。土山しげるさんが、5月24日にがんのため68歳で亡くなったというニュースがあったので読んでみました。
                   以前、「野武士のグルメ1」を読んだことがあります。
                   定年退職したばかりの男、香住武が、野武士になった気分で「食」を楽しみます。共感するところがあり、面白く読めました。
                  2018.06.07 Thursday

                  漫画「君たちはどう生きるか」

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                     2018年6月7日読了。吉野源三郎原作の名著を羽賀翔一が漫画化。実は、この名著・原作を今まで読んだことがありませんでした。漫画版として私は初めて読みましたが、大変面白く読めました。今年上半期のベストセラーと言われているだけに、いい本です。
                     「僕たち人間は、自分で自分を決定する力を持っている」、人間としてどう生きればいいのか、主人公のコペル君と叔父さんが真剣に向き合います。
                     勇気、いじめ、貧困、格差などを考えていきます。
                    2018.03.15 Thursday

                    熊谷 徹「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった 定時に帰る仕事術」

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                       2018年3月15日読了。
                       ドイツは、労働時間が短いのに、経済は絶好調で財政黒字。一方、日本は過労死が問題となるほど長時間労働で、経済も低迷、財政赤字。その謎にドイツ在住27年間の著者が実体験をもとに明らかにしてくれます。
                       「1日10時間以上を超えて働いてはならない」「日曜・祝日の労働禁止」 「夏休み2週間以上」「有休消化率100%」 というドイツの短い労働時間。法律で厳しく規制し、それを受け入れる国民の意識があるという。
                       労働時間を短くして、リフレッシュし、効率よく仕事をしている。仕事の生産性は日本の1.5倍。
                       日本もドイツの成功を参考に、真の「働き方改革」をおこなうべきです。

                       以前、12月にドイツに旅行したとき、クリスマスイブの日、ミュンヘンで午後からほとんどのお店が閉店していたことを思い出しました。


                       また日本の「おもてなし」、世界一と言えるほどのサービスで心地よいけれども、「お客様は神様」という過剰なサービスの見直しも働き方改革をする上で必要としています。

                      ●本で紹介されていたドイツの驚くべき記録
                      ・ドイツは世界第4位のGDP経済大国(日本は第3位)
                      ・ドイツは中国に次ぐ貿易黒字国 中国に次ぐ世界第2位(日本は第3位)
                      ・ドイツの財政黒字は2014年から年々拡大
                      ・ドイツの失業率はEUで2番目に低い(3.9%)
                      ・ドイツは世界でトップクラスの時短大国
                       年間労働時間 ドイツ 1371時間 日本 1719時間
                      ・ドイツは1人当たりのGDPは日本より18%多い
                      ・ドイツの労働生産性は、日本よりも約46%多い
                      ・時短大国なのに、国民1人当たりの可処分所得は上昇
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