2018.06.29 Friday

「漫画版 野武士のグルメ3」

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     2018年6月29日、読了。久住昌之原作、土山しげる画のグルメ漫画。土山しげるさんが、5月24日にがんのため68歳で亡くなったというニュースがあったので6月8日に読んだ「漫画版 野武士のグルメ 2」に続き、読んでみました。
     定年退職したばかりの男、香住武が、野武士になった気分で「食」を楽しみます。共感するところがあり、面白く読めました。
     掲載作品は、「文士の鰻重」「野武士のランチステーキ」「ハモニカ横丁のソーキそば」「野武士のおでん」「中野の甘味屋めし」「現代の大食堂」「町の寿司屋」など、楽しめました。
    2018.06.15 Friday

    青山透子「日航123便墜落の新事実−目撃証言から真相に迫る」

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       2018年6月15日読了。
       1985年8月12日、御巣鷹山に墜落した日航機123便墜落事故の原因を当時、生存者の一人である日航客室乗務員落合由美さんの同僚であった著者が、数々の目撃者の証言をもとに驚きの真相に迫っていきます。一気に読ませます。

       政府が発表した圧力隔壁修理ミス原因説に対して、著者が疑問を持ち、取材を通じて次の真相を明らかにします。

      1. 完全炭化した遺体から推測できるのは,ガソリンとタールを混ぜたゲル化燃料を付着させる武器を使用した可能性がある。

      2. 被発表のファントム2機による墜落前の日航123便追尾は明確な事実である。

      3.墜落直前に赤い飛行機と思われた楕円や円筒形にみえる物体を目的した人がいた。

       著者の以前発表した作品を読んだ早大法学部のある学生の感想文「墜落原因と今後の日米関係について」を紹介していました。著者の推理を代弁しているのではないでしょうか。感想文(抜粋)は次のとおり。

       アメリカ側の異例な対応の早さは、なにか重大な過失がアメリカ側にあることを疑うことができる。日米両国の対応に疑惑が生じる。アメリカ側の不可解な行動、123便への外からの強力な衝撃、事故時に自衛隊が海上にいたこと。これらを考えると、日米軍の軍事訓練中におけるミサイルなどの試運転中に、それが飛行中のジャンボジェット機123便の垂直尾翼に命中し墜落事故になってしまったと考えられないだろうか。

       アメリカ軍が関わっていることから当時の中曽根首相さえも真相にふたをしようとしていることが書かれています。この事件を通じてアメリカに従属している日本の政治体制がうかがえます。

       しかし、日米のミサイル攻撃が日航機墜落事故の原因であり、それをもみ消すために一晩かけたのであれば、その間で救えた人がいたはずです。許せないことです。


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      2018.06.08 Friday

      「漫画版 野武士のグルメ 2」

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         2018年6月8日、読了。久住昌之原作、土山しげる画のグルメ漫画。土山しげるさんが、5月24日にがんのため68歳で亡くなったというニュースがあったので読んでみました。
         以前、「野武士のグルメ1」を読んだことがあります。
         定年退職したばかりの男、香住武が、野武士になった気分で「食」を楽しみます。共感するところがあり、面白く読めました。
        2018.06.07 Thursday

        漫画「君たちはどう生きるか」

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           2018年6月7日読了。吉野源三郎原作の名著を羽賀翔一が漫画化。実は、この名著・原作を今まで読んだことがありませんでした。漫画版として私は初めて読みましたが、大変面白く読めました。今年上半期のベストセラーと言われているだけに、いい本です。
           「僕たち人間は、自分で自分を決定する力を持っている」、人間としてどう生きればいいのか、主人公のコペル君と叔父さんが真剣に向き合います。
           勇気、いじめ、貧困、格差などを考えていきます。
          2018.03.15 Thursday

          熊谷 徹「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった 定時に帰る仕事術」

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             2018年3月15日読了。
             ドイツは、労働時間が短いのに、経済は絶好調で財政黒字。一方、日本は過労死が問題となるほど長時間労働で、経済も低迷、財政赤字。その謎にドイツ在住27年間の著者が実体験をもとに明らかにしてくれます。
             「1日10時間以上を超えて働いてはならない」「日曜・祝日の労働禁止」 「夏休み2週間以上」「有休消化率100%」 というドイツの短い労働時間。法律で厳しく規制し、それを受け入れる国民の意識があるという。
             労働時間を短くして、リフレッシュし、効率よく仕事をしている。仕事の生産性は日本の1.5倍。
             日本もドイツの成功を参考に、真の「働き方改革」をおこなうべきです。

             以前、12月にドイツに旅行したとき、クリスマスイブの日、ミュンヘンで午後からほとんどのお店が閉店していたことを思い出しました。


             また日本の「おもてなし」、世界一と言えるほどのサービスで心地よいけれども、「お客様は神様」という過剰なサービスの見直しも働き方改革をする上で必要としています。

            ●本で紹介されていたドイツの驚くべき記録
            ・ドイツは世界第4位のGDP経済大国(日本は第3位)
            ・ドイツは中国に次ぐ貿易黒字国 中国に次ぐ世界第2位(日本は第3位)
            ・ドイツの財政黒字は2014年から年々拡大
            ・ドイツの失業率はEUで2番目に低い(3.9%)
            ・ドイツは世界でトップクラスの時短大国
             年間労働時間 ドイツ 1371時間 日本 1719時間
            ・ドイツは1人当たりのGDPは日本より18%多い
            ・ドイツの労働生産性は、日本よりも約46%多い
            ・時短大国なのに、国民1人当たりの可処分所得は上昇
            2018.02.28 Wednesday

            「初歩から分かる総合区・特別区・合区」

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               2018年2月28日、読了。
               今年の秋に実施されようとしている大阪市解体のための「住民投票」。維新の会は、「今回は事実上、『特別区制度に移行するか、総合区制度に移行するのか』という選択になります」(維新・大阪市会議員団)と宣伝しています。
               本書では、「総合区・特別区・合区とは何か」を明らかにしながら、「住民にとって理解が容易ではない総合区や特別区といった制度の改革を、なじみの薄い言葉で語りながら、『いまの24行政区をそのまま存続させることはできません』といった一方的前提を住民に推しつける」「大規模な合区ありきで大阪市の改革を行う」、今の大阪府・大阪市の改革の問題点を明らかにしてくれます。

              【目次】

              ●はじめに 藤永延代

              ●第1章 都構想をめぐる問題の本質─「維新政治」は大阪に何をもたらしたか─(冨田宏治)
              ・1 不寛容なポピュリズムと市民の分断
              ・2 モンスター的集票マシンと化した大阪維新の会
              ・3 新自由主義的改革の絵に描いたような失敗

              ●第2章 特別区・総合区とは何か(梶 哲教)
              その1 特別区とは何か─特別区と「都」構想─
              ・1 特別区制の特徴
              ・2 「橋下都構想」と都構想のバリエーション
              ・3 特別区制のメリット・デメリット
              ・4 特別区設置=都区制度移行の手続
              ・5 特別区制導入の見通し

              ●その2 総合区とは何か?
              ・1 総合区の特徴と制度化の経緯
              ・2 総合区制のメリット・デメリット
              ・3 併行する総合区と特別区の導入準備

              その3 地域自治区とは何か
              ・1 地域自治区の特徴と制度化の経緯
              ・2 地域自治区の問題点

              ●第3章 合区の意味と問題点(柏原 誠)
              ・1 合区と総合区は異次元です
              ・2 大阪市の区役所の現状は?
              ・3 大阪市の8 区総合区「区割り案」とは?
              ・4 大阪市の区の移り変わり
              ・5 合区の論点と今後の検討のプロセス

              ●第4章 住民自治を発展させるために─いま問われていること─(森 裕之)
              ・1 副首都推進局による「説明」の問題点
              ・2 政治と行政による「刷り込み」
              ・3 区政会議との矛盾
              ・4 大都市とコミュニティ
              ・5 住民自治の発展を
              2018.02.03 Saturday

              赤川次郎「おもかげ」

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                 2018年2月3日読了。定年退職を迎えた男が送別会の帰りに倒れ、自分の体を離れて、自分自身のこれまでの人生をふりかえリます。心暖まる小説でした。

                [日販商品データベースより] 
                 主人公の竹脇正一(まさかず)は、昭和26(1951)年生まれの65歳。商社マンとして定年を迎えたが、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、集中治療室に運びこまれた。
                 同期入社で今や社長となった堀田憲雄の嘆き、妻・節子や娘婿の大野武志の心配、幼なじみの大工の棟梁・永山徹の思いをよそに、竹脇の意識は戻らない。彼らを見守る看護師・児島直子は、竹脇と通勤電車で20年来の顔なじみでもあった。
                 一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験をする。マダム・ネージュと名乗る老女と食事に行き、静と呼ぶことにした女性と夏の入り江で語らう。集中治療室で隣のベッドにいる患者・榊原勝男とは銭湯に行き、屋台で酒を飲む。
                 最初は彼女たちのことを妻の知り合いだと考えていた竹脇だが、やがて、死に至るまでには肉体から解放された不思議な時間を経験するのではないかと考え始めた。そんな時間を彷徨いながら、竹脇は自らの過去と思わぬかたちで再会する――。

                2018.01.08 Monday

                神原 正明「『快楽の園』―ボスが描いた天国と地獄」

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                   2018年1月8日、読了。昨年6月に見たブリューゲル「バベルの塔」展で展示されていたヒエロニムス・ボスの奇想の絵が面白かったので読んでみました。
                  「快楽の園」を始め、ヒエロニムス・ボスの奇抜な絵、モンスターを説明してくれ、楽しめました。




                   「快楽の園」

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                  2018.01.03 Wednesday

                  カズオ・イシグロ 「忘れられた巨人」

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                     2018年1月3日、読了。ノーベル文学賞を受賞した カズオ・イシグロの作品を読んでみましたが、苦手なファンタジーで難解、400ページを越す長編で苦労しました。
                     侵入するサクソン人に対抗したという伝説のアーサー王が亡くなってしばらく経った5〜6世紀、現在イングランドと呼ぶ地域を時代背景に、ブリトン人の老夫婦、アクセルとベアトリスが息子を訪ねて旅をする話。
                    2017.12.20 Wednesday

                    相場英雄「トップリーグ」

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                       2017年12月20日読了。 命を賭した記者、松岡の永田町激震の特大スクープを巡ぐる小説。
                       トップリーグとは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指します。
                       昭和の大疑獄事件、ロッキード事件を通じて現在の政治の黒い構図をあぶり出しています。小説ですが、実際の政治家が想像されます。
                       しかし、最後はトップリーグ、松岡記者はどちらの選択をしたのでしょうか?松岡の決断を読者の想像に任せて終わっています。
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