2017.03.07 Tuesday

宮部みゆき「希望荘」

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     2017年3月7日読了。
     「誰か」「名もなき毒」 「ペテロの葬列」 に続く探偵・杉村三郎シリーズの第4弾。幸せになろうとする欲望が非劇をもたらすミステリー小説です。宮部みゆきの登場人物への目線が優しい。
     前作「ペテロの葬列」で、妻の不倫が原因で離婚をし、義父が経営する今多コンツェルンの仕事をも失った杉村三郎の「その後」を描きます。杉村は私立探偵として、探偵事務所を開業していきます。
     亡くなったはずの近所の老婆を目撃した人からの調査を依頼された「聖域」、亡き父が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む表題作「希望荘」、離婚した杉村が実家に帰り、暮らしていたところ、誠実そうに見えた男の不倫の末の行方不明事件に巻き込まれる「砂男」、そして東日本大震災前後に行方不明になった男の調査依頼を受けた「二重身(ドッペルゲンガー)」の4編が収録されています。
     「砂男」は 、不幸な過去が幸せになろうとする誠実なその人にいつまでも追いかけてくる悲しい話です。 「火車」を思い出されます。

    2016.05.29 Sunday

    宮部みゆき「悲嘆の門 下」

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       2016年5月29日読了。今年3月に読んた「悲嘆の門 上」に続き読んでみました。
       日本を縦断し、死体を切り取る戦慄の殺人事件発生。ネット上の噂を追う大学一年生・孝太郎と、退職した刑事・都築が事件を追います。
       連続殺人事件を追いかけるところは面白く読めましたが、最後のところは余りにファンタジー過ぎて、飛ばし読みをしてしまいました。 
       好きな作家の一人、宮部みゆきの小説はミステリー小説、時代小説、ファンタジー小説の大きく三つに分かれていますが、私はどうもこのファンタジー小説には馴染めません。
       この「悲嘆の門」は、ミステリー・ファンタジー小説と言えますが、やはり満足できません。
      2016.05.27 Friday

      テレビで放映、映画「ソロモンの偽証 後編・裁判」

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         2016年5月27日、 テレビで放映された映画「ソロモンの偽証 後編・裁判」を見ました。 
         裁判の最後は、思いもよらぬ人物の偽証の告白で幕を閉じます。
         校内裁判の提案者である藤野涼子が「この裁判をしなかったならば、私は生きていけなかった」と語った言葉が印象深い。私(藤野)だけではなく、この裁判にかかわった多くの人達の言葉でしょう。
         「ソロモンの偽証」の意味するところがやっとわかりました。
        2016.05.20 Friday

        テレビで放映、映画「ソロモンの偽証 前編・事件」

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           2016年5月20日テレビで放映されていたので見ました。
           2013年8月に原作を読みましたが、原作は三部作でそれぞれ700ページを越す長編。面白かったものの、読むのに少し疲れましたが、映画はテレビで一部カットしていたのでしょうが、原作を大胆にカットしていました。原作を思い出して見ることができました。

           「ソロモンの偽証」の意味が気になったのでネットで調べてみると、「ソロモン」は、古代イスラエルの国王、「ソロモン王」からの発想のようです。
           ソロモン王は、賢い裁きをする人の象徴、知恵の象徴として引き合いに出されたりします。
           ソロモンの偽証とは「賢者の偽証」を意味し、賢明で嘘などつかないような人が(法廷)で 偽証することを暗示しています。
           次のサイトで、詳しく掲載されていて、原作者の宮部みゆきさんが原作を刊行したときのメッセージも掲載しています。

          映画DVD ソロモンの偽証あらすじ感想・キャスト相関図 | Writerzlab

          2016.03.09 Wednesday

          宮部みゆき「悲嘆の門 上」

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             2016年3月9日読了。
             社会派ミステリー調に話が進んでいきながら、突然、「 存在するだけで、実在しないものが、実在の世界へ 」が登場します。しばらくの間、少し戸惑い、唖然としましたが、慣れるとぐいぐいと宮部ワールドの世界に引き込ませます。下巻が早く読みたい。

             ネットに溢れる猟奇殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎にかれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは?
            2015.11.08 Sunday

            NHK木曜時代劇「ぼんくら2」

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               昨年11月に放送されていたNHK木曜時代劇「ぼんくら」の続編が、「ぼんくら2」として放送されていて、ミステリー色が強くなり、面白い。
               原作は宮部みゆき、「ぼんくら」続編の「日暮らし」
               南町奉行同心の井筒平四郎(岸谷五朗)と平四郎の甥、弓之助(加部亜門)のコンビがやはり面白い。

              NHK木曜時代劇「ぼんくら 2」ホームページ
              2015.05.09 Saturday

              宮部みゆき「日暮らし (下)」

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                2015年5月8日、読了。美形で大人顔負けの頭脳を持つ弓之助が大活躍をして楽しめました。

                葵殺しの裏に見え隠れするのは、二年前に鉄瓶長屋で起きた事件から尾を引く、大店湊屋のお家事情。絡まった心を解きほぐそうとする平四郎。「叔父上、ここはひとつ白紙に戻してみてはいかがでしょう」。弓之助の推理が過去の隠し事の目くらましを晴らしていきます。
                2015.02.08 Sunday

                宮部みゆき「日暮らし(中)」

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                  2015年2月8日読了。上下巻として刊行された単行本を上中下巻として文庫本化したせいか、中巻は上巻を100ページ近く重複していて、あっという間に読み終えました。

                  佐吉が実の母、葵を殺めたのか。井筒平四郎と湊屋惣右衛門とが葵の屋敷で対面し、その真相を迫ろうとするなかで、中巻は終わりました。
                  真相は下巻へ。

                  表紙には、「弓之助とおでこ ころころと駆け抜けて行く」
                  2015.02.07 Saturday

                  宮部みゆき「日暮らし (上)」

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                    2015年1月7日読了。「ぼんくら」の続編。最初の話「おまんま」は、「ぼんくら」の話しが全く出て来なかったが、次の「嫌いな虫」から、「ぼんくら」の「鉄瓶長屋」事件、その後の展開になっていきます。
                     井筒平四郎に弓之助、おでこ、お徳など「ぼんくら」の個性ある登場人物が活躍して「ぼんくら」以上に面白かった。
                    2015.01.05 Monday

                    宮部みゆき「ぼんくら」

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                      2015年1月4日、読了。
                      NHK木曜時代劇で放送していた「ぼんくら」が面白かったので、年末年始の休みを利用して、500ページを越える原作を読んでみました。

                      読んでみると、テレビは、原作にほぼ忠実であることがわかります。読んでいるとテレビの場面がリアルに思い出されます。
                      弓之助と超人的な記憶力を持つおでこが登場してくると、物語が一層面白くなります。平八郎と弓之助のかけあいが面白い。

                      続編の「日暮らし」を今度読んでみようと思います。
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