定年退職
2022年3月31日、私は定年退職を迎えることができました。
1984(昭和59)年に社会教育課に入職、途中社会教育係から社会体育係に異動があったものの18年6か月、市民や市民団体、地域団体の皆さんとともに社会教育の仕事をしました。
2002年10月には障がい福祉課に異動、退職まで19年6か月もの長い間、障がいをお持ちの市民の方への福祉を行ってきました。2005年7月には組合の委員長に就任し、16年間、自分なりに奮闘してきました。
38年間の市役所生活を無事に終えることができましたのは、職場を始めとした職員の皆さん、市民の皆さんのご指導、ご協力の賜物だと思います。そして家族の支えがあったからこそです。
4月からは組合書記長として書記局(組合事務所)で勤務します。2年前に当局が私に不当な懲戒処分を強行、その結果、再任用される資格を喪失しました。私は公平委員会に処分撤回を求めて請求しています。
この処分撤回の運動とともに、職員の賃金労働条件の改善めざして奮闘する決意です。
委員長退任し、書記長へ
2021年7月28日.、門真市職労定期大会が書面開催され、新年度の運動方針が確立しました。
私は、この大会をもって16年間務めた門真市職労委員長を退任し、19年ぶりに書記長に就任します。新委員長を支え、門真市職労を前進させていく決意です。
16年間.、未熟な私を支え、協力いただきました皆さん、ありがとうございました。委員長という大役を終え、ほっとした気持ちと、書記長という新たな大役につく複雑な感じです。今後もよろしくお願いします。
このブログも「門真市職労前委員長のブログ」に変更しました。
2019年4月門真市人事異動について見解
門真市職労は、4月8日に第17回本部執行委員会を開催し、今回の人事異動について次の見解を決定しました。
4月1日付け人事異動が3月22日に内示され、新年度がスタートして本日で半月ほど経ちました。
異動総人数は、昇任昇格も含め154人となり、新規採用者や退職者、再任用者も含めると計206人に上っています。
今回の人事異動は、昨年に続き「若手職員については過去に異動経験がなく長期在課(おおむね6年以上)となっている職員は積極的に異動の検討を行なう」という人事異動方針のもとで、方針通りに比較的長期の課在籍者が異動になったことが特徴の一つと言えます。機構改革による部署名変更も少なく昨年と比べ総数では減少しています。
昇格者は35人(昨年12人)で、内訳は、部長級3人(昨年0人)、次長級2人(昨年0人)、課長級7人(昨年1人)、課長補佐級10人(昨年2人)、主任級13人(昨年9人)となり、部長級など世代交代が1歩進んだといえます。女性の昇格者は7人(昨年1人)と昨年からは増えています。
退職者は、定年退職(14人)、普通退職(22人)、計36人に上り、再任用満了者・終了者を合わせると45人の職員が年度末に職場を去りました。また、4月1日付で19人の新入職員、12人のフルタイム新再任用職員で22人増え、830人体制(昨年より1人減)ですが、定年・普通退職、再任用終了者等での減とあわせると、新規採用等があったものの、基本定数との差は34人となり、昨年(31人)と比べ差はさらに広がる結果になりました。
人材活用としての「現業職の課長補佐級の任用」等については、今回も実施されませんでした。今後も経験豊富な職員の知識や経験、技能などの有効な活用を図るために十分考慮に入れ、積極的な人材登用が必要不可欠です。
25職場42人 定数不足の職場数・不足人数とも、さらに増に
今年も厳しい職場実態にもかかわらず、定数を上回る配置はなく、逆に基本定数に満たない職場は保育所も入れると25職場42人(昨年28職場38人)で昨年より人数が増えており、依然深刻な実態です。
このような事態に昨年も実施した臨時職員の4月1日配置を可能にする方策として公募期間のより短縮した内容で内示と同時に示したことは評価しますが、当然ながら抜本的な解決策にはつながりません。
現業職場19年連続採用なしでより深刻に
現業職場では、19年連続の採用ゼロの上、定年退職9人、フルタイム再任用満了5人で更なる人員削減になり、来年の定年退職やフルタイム再任用満了者などを考えると、ますます技術の伝承や職場体制の確立、そして職員の士気にもますます深刻な問題が生じざるを得ません。
保育園は大量の欠員抱えて新年度スタート
保育園では、保育士・幼稚園教諭は、任期付保育士の9人が採用になったものの新規採用がない上に昨年度末には、定年退職、普通退職等で依然9人の多数の欠員になっています。昨年に続き大量の欠員を抱えてスタートしています。また、用務員は職種間異動で1人あったものの、定年退職により、2人の欠員のままです。保育士、用務員とも十分な欠員補充もないままでは、今後職場の安全・安心も含め運営に支障をきたすのは明らかです。当局は、この実態を重くみて、直ちに採用計画を立てて、必要な職員を配置すべきです。
職員採用人数を増やし、人員対策をただちに行え
普通退職者は、ここ数年でほぼ毎年の様に10人以上が続き、特に昨年度は当局の予想以上の減員(普通退職22人)となり、当局の定数の差さえさらに広がりいっそう深刻な実態です。病休・育休など長期の休職者や出向者等も含めた、実態に応じた計画的な職員採用に基づく業務の継承や人材育成なしには住民サービスの低下や事務の停滞が危惧されます。
当局は春闘交渉では、10月採用には「30年度採用予定数に満たなかった分等も加味し17人程度を採用予定」と回答しています。しかし、現段階では有給休暇がとれ、長時間労働の縮減もできる職場実態には程遠いといえます。ましてや今年度施行される長時間労働の「上限規制」が導入されれば多くの職場が上限時間を守れず超過してしまうことになりかねません。少なくとも基本定数以上の職員配置と、職場の業務量など職場実態に見合った職員採用が急務です。
市民生活を守り、職員が働きがいのもてる職場づくりめざして
今、門真市内では深刻な「格差と貧困」が社会問題化している中、私たち職員には、地域や職場・窓口で憲法・地方自治法で示す「福祉の増進」を図り、市民の「全体の奉仕者」としての公務員の役割を果たすことが、これまで以上に強く求められています。
市職労は、市民生活を守り、いつまでも職員が安心して働き、よい仕事ができる職場づくりのため、長時間労働縮減や有給休暇の取得など権利行使もできる、職員採用・職員配置を当局に要求しています。引き続き、これら諸要求実現のため、奮闘するものです。
パックス・シニカ
トランプ大統領のパリ協定離脱表明を聞いて、「パックス・アメリカーナ」から 「パックス・シニカ」への動きが強まりかねないと危惧します。アメリカの大国主義的な世界支配も問題ですが、中国のここ最近の動きも危険です。
製造業が衰退するアメリカに比べ中国の経済成長が著しい。 2015年の世界の自動車生産比率(1980年)は日本10.2(28.7)、北米19.8(24.4)、中国27.0(0.6)。2014年の世界の鉄鋼生産比率(1980年)は日本6.5(15.5)、北米6.2(16.3)、中国50.3(5.2)。
中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)にアメリカ・日本以外の多くの国が参加し、「一帯一路」サミットに130ヶ国以上が参加しています。
しかし東シナ海や南シナ海での中国の動きは大国主義・覇権主義的であり、危険な動きです。
園部一成門真市長 死去
なお、お通夜は明日8日午後6時30分から、告別式は、9日午前11時30分から駕泉門真会館、家族葬で執り行われます。香典・供花・弔問は固くご辞退されています。弔電は可。
園部市長は1987(昭和62)年5月から門真市議を1期、1991(平成3)年4月から大阪府議を4期務めた後、2005(平成17)年7月から門真市長。現在3期目。78歳。
園部市長の死去を受けて北村和仁副市長が市長の職務代理者になりました。
公選法の規定で市選挙管理委員会が死去の通知を受けた翌日から50日以内に門真市長選が行われる予定となっています。
新年度スタート
2016年4月1日、新年度がスタートします。今日は門真市に26人の新入職員が入職されます。入職おめでとうございます。
門真市役所の桜も八分咲きとなり、年度末・年度末の疲れを癒やしてくれます。
人事異動に伴い、どの職場も慌ただしくなっています。私の職場も非常勤・臨時職員の方も含め6人が入れ代わります。
昨日は定年退職をされる方に退職のお祝いの挨拶をし、夕方には安保法制(戦争法)に反対するママの会の方に取材で大阪工業大学に行ってきました。
思想調査アンケートは違憲 大阪高裁で勝利判決
橋下徹前大阪市長による市職員への憲法違反の「思想調査アンケート」(市職員への労使関係アンケート調査)で「精神的苦痛をうけた」として、職員とOB計59人が市に1900万円余りの賠償を求めていました。
田中敦裁判長は、一審大阪地裁に続いて、アンケートの一部を違憲と断定。大阪市に賠償を命じました。賠償額は一審判決の1人六千円を変更し五千円としました。
原告団長の永谷孝代さん(市労組副委員長)は「みなさんの励ましの中でたたかってきて本当によかった。職員が働きがいが持てない職場の状況、市民が苦しむ市政が続くなか、みなさんとともに大阪市が良くなるように運動していきたい」と述べ、田所賢治市労組委員長は「憲法守る市役所づくりのために引き続き奮闘する」と話しました。
門真市職労はこの問題は市労組だけの問題ではなく、思想信条の自由、民主主義を守る問題として支援をおこない、組合員の皆さんにはカンパや署名の協力をお願いしていました。ご協力ありがとうございました。
桂春団治さん死去
落語会の大御所の一人で、戦後衰退していた上方落語会を復興させた「四天王」の最後の一人だった三代目桂春団治さんが1月9日ご逝去されました。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
桂春団治さんは門真出身の落語家、桂小春団治さんの師匠で、2011年11月9日に開催された門真市職労結成40周年市民のつどいに桂小春団治さんとともに出演され、「祝のし」を演じていただきました。
トランプ過激発言「イスラム教徒 入国禁止」
姜 さんは、トランプ氏は一言で言えば「デマゴーグ」( 意図的に虚偽の情報を流し、嘘をついて人を扇動しようとするさま)であるとし、次の三つの特徴があるとしました。
1.反知性
2.友/敵
3.プロパガンダ( 特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った、宣伝行為)
ドイツのヒトラーと一緒であるとし、フランスの極右政党ルベン首相など世界的な動きとなっていることを憂いていました。
安倍首相と橋下との会談
ドイツの保守政治家ヒンデンブルク大統領が 保守政治への回帰をめざすため、共産党を厳しく批判し、演説がうまく国民から人気のあったヒトラーを首相指名してしまったために、ヒトラーは違法な強権を乱発してドイツを掌握しおぞましい独裁政権を築いてしまいました。
先日読んだ石田勇治「ヒトラーとナチ・ドイツ」に詳しく書かれていました。
憲法改悪し、「戦後レジームからの脱却」をめざす安倍首相は、弁がたち人気のある、憲法改悪を志向する独裁政治家橋下氏を利用したいのでしょうか。しかしその行き着く先は、戦前の日本やドイツの独裁政治です。平和と民主主義の岐路にあります。
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